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2017年7月

2017年7月28日 (金)

『とまれ』

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先日、知り合いと歩きながら話していた時に出会った一枚。

「話している時によく見つけられますね!」

と驚かれたけど、皆さんにお伝えしたいのは「僕はちゃんと話を聞いています!」という事。長年の片手袋研究生活により、どんな行動をしている最中でも片手袋を発見できる体質になってしまったのです。

なので僕と付き合いのある人達は、「あいつは全然話を聞いていないんじゃないか?」と嫌いにならないで!

あと、たまに出会うんですけど、「とまれ」の表示と片手袋。

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なんか「足と手を止めて自分の人生をよく考えてみろ」と言われてるような気がしてしまいます。

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2017年7月25日 (火)

ピクサー最新短編『LOU』を見て考えた、ジョン・ラセターの「落とし物、失くされた物、忘れ去られた物達」への視線

先日、映画好きが集まって楽しく語らう会で、「『カーズ3』が良かった」という感想を複数聞き、気になっておりました。なんとなくネットで検索したりしていると、同時上映の短編作品のポスターに目が留まりました。

『LOU』という作品らしいのですが、ここを見て下さい。

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緑色の片手袋が写ってるじゃありませんか!ディズニーピクサーは過去にも様々な作品に片手袋を登場させてきた経緯があります。

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気付いたのは昨日なんですが、今日の夜早速チェックしてきましたよ。『カーズ3』への興味から始まった話だった事も忘れて。

『LOU』のあらすじをWikipediaから引用しますと…

ある幼稚園の運動場の片隅に、忘れられたおもちゃが入った「忘れ物預かりボックス(Lost and Found)」があり、その中にはそれらが合体して成る不思議な生き物ルーが潜んでいた。休み時間中、運動場では園児達が各々に遊んでいたが、他人のおもちゃを奪い取っては自分のリュックに隠してしまう意地悪な少年JJが出現する

この画像を見て下さい。

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つまりこのタイトル、忘れ物預かりボックスに付けられた“Lost and Found”から取れてしまった文字を並べて『LOU』になってるんです。

で、結論から言うと短編にはポスターに描かれた片手袋は登場しなかったように思います。ソフト化されたら一時停止などを繰り返して改めて確認してみますが。

しかし、落とし物、失くされた物、忘れ去られた物達にまつわる物語を描いた点で、やはり過去のディズニーピクサー映画で片手袋が描かれた時と共通点がありました。

『ティンカーベル』に出てきた片手袋。

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この物語内では、妖精たちが人間の落とし物を利用して生活しています。これは種まき機として使用しているんですね。

『モンスターズインク』の片手袋。

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物語中盤に出てくるイエティの住処は、人間が落としたであろう物で溢れています。イエティも落とし物を利用して生きてるんですね。その中からマイクは片手袋を選んで、防寒具として利用しています。

これらはあくまで物語内の小道具として登場する訳だし、僕が映画を見る際も片手袋に注意しているから気づいた訳ですが、でもピクサー、そしてジョン・ラセター体制以降のディズニー作品は、テーマそのものが「落としもの、失くされたもの、忘れ去られたもの」である事が多い気がします。

まずその筆頭がピクサーの長編映画の歴史が始まった『トイストーリー』である事は言うまでもありません。理由はお分かりですよね?

『ウォーリー』の冒頭、人間がいなくなった地球でゴミの山をひっそりと整理しているウォーリー。その姿が映っただけで何故か涙が溢れてきます。

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『カールじいさんの空飛ぶ家』では、カールじいさんはもういなくなってしまったある人の思いに捉われ生きています。

『インサイド・ヘッド』に出てくるビンボン。この映画を見た時、多くの大人はかつて自分にもいた「空想の友達」の存在を思い出したのではないでしょうか?

そして今回の短編、『LOU』。そもそもタイトルが「なくなってしまったアルファベット」で作られてますし、物語自体も「失くしたものが自分を作り上げていたことに気づく」お話でした。

その後の本編、『カーズ3』もまさにもう忘れ去られていた人(車)達の物語なんですよね。

冒頭の映画好きの会で、「ジブリの後継者は誰なんだろう?」という話になりました。細田守監督とか湯浅政明監督の名前が上がるなか、とある方が「それは日本人である必要はないし、ジョン・ラセターがしっかり志を継いでくれてるんじゃないか?」という事を仰られまして。僕が全く思いつかなかった視点でありながら、膝を五千回くらい打ちたくなるご意見でした。

というのもちょうど『メアリと魔女の花』を見て、「ジブリの意思を継いでいくって、どういう事なんだろう?」と考えていた所だったのです。例えば、『となりのトトロ』公開時の糸井重里氏のコピー。

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「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん」

巨神兵の存在そのもの。誰からも忘れ去られひっそりと空に浮かび続けるラピュタ。もう殆どの人が存在は知っていても実際に見たことはなくなってしまった魔女の力。バブル期に建造されたと思しきテーマパークの廃墟とシームレスに繋がる神様たちの異世界。

もしジョン・ラセターがジブリから何かを引き継いでいるのだとしたら、こういった「もうなくなったもの、なくなっていくもの」への視線である気がしてなりません。そしてジブリ映画をジブリ映画たらしめているものは、「飛翔」でも「おいしそうなご飯」でも「戦闘少女」でも「ファンタジー」でもなくて、意外にもこの視線だったのではないか?

そしてその視線があるからこそ、手描きアニメと正反対であるフルCGアニメであっても、ラセターが指揮を執るディズニーやピクサーの作品にはジブリと同じような誠実さを感じるのかもしれません。今回『LOU』を見て、あらためてそんな事を考えてしまいました。

ここまで来たらもう一歩。あとは片手袋そのものが主題となる作品が作られる日を待ち望んでおります。

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2017年7月22日 (土)

『片手袋分類図を二年振りに改訂しました』

先日の別視点ナイトで、二年ぶりに改訂した片手袋分類図を発表致しました。前回の改訂は2015年だったんですけど、二年間で新たな知見がだいぶ積み重なってまいりました。

では早速見て頂きましょう!

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別視点ナイトでは細かな変更点は説明できなかったので、今日は一つずつ解説していきたいと思います。

①デザイン
まず全体のデザインを見やすくなるように改良してみました。でもこれは、まだまだ駄目ですね。何しろデザインセンスが皆無なので…。例えば第三段階。放置型と介入型共に存在している分類が幾つかありますが(電柱系とか)、これらは一目でそれが分かるようにしたいんですよね。やはり専門のデザイナーさんにお願いするべきなのかな?

②第一段階
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ここはあまり変更がありませんが、唯一、今まで「ファッション類」だったものを「ファッション・防寒類」に変更しました。

冬場によく見かける片手袋を「ファッション類」と表現していましたが、

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こういう分かりやすくオシャレな手袋はまだしも、

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こういう冬場によく見かけるものの、ファッションというより防寒に主眼が置かれた手袋もあるじゃないですか?かといって「ファッション類」と「防寒類」に分けるほどではないと判断し、「ファッション・防寒類」としました。

③第二段階
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ここが今回、一番多きな変更点です。今までは「片手袋を大きく二つに分けると、放置型と介入型になります」と説明してきました。でもそれに加えて、例外的に「実用型」というのを設けました。

これは今まで放置型の第三段階に「実用系」として分類していたものです。

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例えばこれは海鮮居酒屋の生け簀に置かれていた片手袋。魚を掴んだりする時に使うようです。

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これは駐車場のポールに被せてあった片手袋。どうやら車が傷つくのを防ぐ目的があるようです。つまり片手袋の中では例外的に、役割があってわざと片方だけになっているタイプなのです。

「拾った人が存在しない」という事と「片手袋には大きく分けて二種類ある」という説明の分かりやすさにこだわるあまり、今までは放置型に分類してたんですけどやはり無理がありました。これは「放置型でも介入型でもない、第三の片手袋」として分類すべきです。

でもあくまで例外的に取り扱うので、時間がない中で説明しなければいけない時には今まで通り「片手袋には二種類ある」で良いと思いますが。

④第三段階
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第三段階は正直、「加えてもよいかな?」と思うものが他にも沢山あるのですが、やはり確実に沢山存在している事が判明するまでは慎重になろうと思います。そんな中で今回追加したのは、まず介入型の「室外機系」。

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これは特に冬場、沢山見かけますね。拾った片手袋を置く場所として、室外機の上の平面空間は最適なんでしょうね。

あと介入型と放置型共に追加した「バス停系」。

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(介入型)

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(放置型)

これは文句なしですね。何しろお金やICカードの出し入れがある場所なので、手袋を落としやすい環境なのです。不思議と電車の券売機付近より多いんですよ。その違いがどうして起きるのか?についてはもう少し考察が必要です。

あと最後にもう一つ。

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この最初期の分類図から「放置型雨に唄えば系」として存在していた、雨に濡れてぐちゃぐちゃになっている片手袋。

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ただでさえ誰にも見向きもされない片手袋なのに、雨に濡れてゴミ同然になってしまった姿が憐れで意地になって入れてましたけど、やはりこれだけは共通点が「濡れているという状態」にあるので、第三段階の中で浮いてしまってるんですよね。どちらかと言えば第一段階に入れる方がまだしっくりくる、と言いますか。

なので今回、泣く泣く第三段階からは削る事にしました。でもいずれ、「片手袋の状態」だけに絞った別の分類図を作ってもよいかもしれません。それこそ「濡れている」とか「指の形がチョキになっている」みたいな感じで。


さあ、以上が今回の変更ポイントです。この分類図を何年使用していくかは分かりませんが、片手袋研究は一生固定することのない動的なものです。むしろこの分類図をより納得出来るものに改訂できる様、再び頑張っていきたいと思います。

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2017年7月19日 (水)

『俺、満島ひかりが片手袋投げたらどんな顔するだろう(知らねーよ!)』

一か月以上前に公開され話題を呼んだMONDO GROSSO『ラビリンス』のPV。

満島ひかりが曲名の通りな香港の町中を怪しく彷徨うこのPV。曲も満島ひかりのダンスも独特の浮遊感があり、なんか中毒性があって何回も見てしまいますよね。ちょっとRadioheadの『Daydreaming』のPVを思い出しました。

さてこの『ラビリンス』、僕もここ一か月何回も見ていたんですが、とんでもない事に気づいてしまったのです。

ちょうど1:40くらいからのシークエンスを見て欲しいのですが、満島ひかりが商店の棚に並べられた何かに気づきます。

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そしてそれを手に取り、投げるのです!

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これ、何回も繰り返して見たんですが片手袋ですよ!気づいた時は腰を抜かしました!

こちらの映像ではこのシーンの別角度や(1:30くらいから)、このPVの撮影裏を見れるのですが…



世界的に有名な振付家の方と打ち合わせながら撮っている部分(当然振付がきちんとある踊りの部分)と、監督と話し合って割とアドリブ的な動きで撮っていく部分があったみたいです。

で、おそらく片手袋を放り投げたシーンはアドリブだったんじゃないかな?と。

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片手袋を見つけた瞬間の満島さんは、なんとなく「ん?」という感じが漂っていて、あらかじめこれを投げることが決まっていたようには見えないんですよね。

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それなのに投げ終わった後のこのチャーミング且つ妖艶な表情。満島さん、あんたスゲーよ!

全体的に迷宮に迷い込んだような不思議な感覚が漂うこのPVですが、この片手袋放り投げシーンがある事でそこに若干のユーモアもプラスされている気がします。先程のさう栄舞台裏映像の中でもこのシーンは取り上げられているので、製作者側も気に入っているんじゃないかな?と勝手に思ってます。

今回は「何故満島さんが片手袋を投げたのか?」とか「意図していたのか、偶発的なのか?」といった疑問に明確な答えは出せませんが、いずれにせよ満島ひかりさんは、

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『ギルダ』のリタ・ヘイワース、

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『アナと雪の女王』のエルサと並び、

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「世界三大片手袋放り投げ女性」に見事選ばれました!おめでとうございます!

それにしても、本当に思いもよらぬところで片手袋と出会うから、全く気が抜けませんよ。

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2017年7月16日 (日)

『ムッシュ・ムレムレ』

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この時期のディスポーザル類手袋。もうね、ムレムレで中に汗が溜まっちゃうくらいですよね。気密性が高ければなおさら。

そういえば最近、このタイプの手袋を頭に被って(※良い子は絶対にマネしないように!)、鼻息だけで膨らませる芸をよく見ません?あれは実用系片手袋(焼き芋屋さんの屋台に片方だけ置かれている軍手など、片手袋の中では例外的に目的があってわざと片方だけになっているタイプ)とみなしてよいものか、悩んでおります。

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2017年7月12日 (水)

『公的でも私的でもない曖昧な空間~田中元子さんと岸野雄一さんの対談から~』

昨日(7/11)、フェイスブックライブで配信された、建築評論家の田中元子さんスタディストの岸野雄一さんの対談が非常に面白かったです。

こちらからアーカイブを見ることが出来ます。

その内容は僕が片手袋や路上観察を通して見ている東京という町、そして地元の一住民として町内会などで担おうとしている役割などに深くかかわる内容でしたので、このブログに備忘録を書いておこうと思います。まとまりもなく非常に長い記事です。すみません。

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2017年7月 9日 (日)

『片手袋暇なし』

信号待ちをしているとき。横断歩道の途中に片手袋発見。青に変わったので歩きながら撮影を試みる。

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駄目だ。放置型横断歩道系片手袋は撮影が難しい。人の往来が多いので立ち止まって撮影していては邪魔になる。なので歩きながらの撮影となるが、これをブレずに実行するのは至難の業。

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結局、四往復ほどでようやく「まあ、良いかな?」レベルの写真が撮れる。横断歩道の白いラインを入れられなかったのが心残りだが、先を急いでいたのであきらめる。

皆さん、僕、「先を急いで」いたんですよ?それなのにいつもこんなことをやっているわけです。決して暇人ではないんです。

片手袋研究を始めてからの十数年。穏やかに時間を過ごした記憶がまるでありません。

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2017年7月 7日 (金)

『いま、ここにいる』展を見てきました

先日、東京都写真美術館で開催中の『いま、ここにいる』展を見に行ってきました。

きっかけとなったのは、先日の『別視点ナイト』をご覧になった方のつぶやきでした。なんでも、「植木鉢やゴムホース、おまけに片手袋の写真まである!」との事。『別視点ナイト』でも話をさせて頂きましたが、町で出会う片手袋を記録するのとは別に、絵画や映画などあらゆる創作物の中に登場する片手袋を収集するのも僕の大事な役割の一つ。

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この展覧会のことは全然知らなかったので、慌てて恵比寿に向かいました。

『いま、ここにいる』展の趣旨はHPで読んで頂くとして、問題の片手袋が登場する作品は、安村崇氏の『日常らしさ』という連作の中の一枚でした。

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これがその写真です(※画像はこちらのサイトから転載させて頂きました)。

安村氏の実家の風呂場の何気ない風景。おそらく作者が手を加えたのではなく、本当に日常的にこのような風景が繰り返されているのでしょうね。

湯かき棒に乗せられたピンクのゴム片手袋。一見すると

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このような「介入型棒系片手袋」に見えますが、僕はおそらく違うと思います。多分これはお風呂掃除の際に使用したゴム手袋を乾かしているのでしょう。そうだとすると、

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たまに見かけるこのような「植木の上などに引っかけられている片手袋」に近いと思います。多分土の入れ替え時などに使用した軍手を洗って乾かしているんですね。

こちらのサイトの作品解説には、「世界の「裂け目」を露わにするそのユニークなまなざしは…」 とありますが、やはり人の手の形をした手袋が片方だけ現れた瞬間、どんな景色も普段とは違う異質なものに感じられ、世界の裂け目が表出してくるような感じに襲われてしまいます。

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安村氏の片手袋写真はその裂け目が、実家という極めて日常的な空間にすら現れることを教えてくれます。

いや~、こんな素晴らしい片手袋作品を見逃さずに済んでよかったです。創作物の中の片手袋は、僕がありとあらゆる創作物をチェックすることが不可能な以上、見逃してしまう可能性も大きいのです。こればかりは集合知に頼るしかありません。

皆様も、「〇〇に片手袋が登場するよ!」という情報がありましたら教えて頂けると幸いです。

ちなみに『いま、ここにいる』展は、恵比寿の東京都写真美術館で今週日曜(7/9)まで開催しています。

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2017年7月 4日 (火)

『朝活』

早朝。ゴミ出しをした後、コンビニに向かう。

その途中。放置型の片手袋と遭遇。しかし、何たることだろう。携帯を持たずに家を出てしまったので、記録が出来ない。

携帯電話のカメラ機能が向上したおかげで、遭遇した片手袋を撮り逃すことは殆どなくなった。しかし肝心の携帯電話を持っていなければ意味がない。片手袋研究家の習性のようなもので、この十数年、ほんの少しの外出でも必ず携帯を持って出るようになった。

そんな僕に訪れた一瞬の油断。とりあえず落ち着いてコンビニでの買い物を済ませ、家に帰り携帯を持って、先ほどの場所へ再び向かう。

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良かった。まだあった。早朝で殆ど人もいないので、様々な角度から思う存分撮っておいた。

油断はあったけれど、良い朝だった。

…良い朝なのだろうか?

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2017年7月 1日 (土)

『別視点ナイト、ご来場ありがとうございました』

昨日、無事『別視点ナイト』が開催されました!

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100人以上のお客様にご来場頂いたそうですが、楽しんで頂けたでしょうか?

僕は片手袋の分類や、研究対象が広がりすぎて収拾がつかなくなっている話をさせて頂きました。まあそれは良いとして、僕以外の登壇者の方々のお話が本当に面白く、壇上で大笑いしてしまいました。

ただ面白かっただけでなく、共感する部分が多々ありました。焼きそばの塩崎さんや便所サンダルの飯田さんは「ちょっと分野が違うのかな?」と思ってましたが、やはり何かを突き詰める、という過程において見えてくる景色や苦労は同じなんですね。心の中で(ああ、分かる)と何度もつぶやいておりました。

個性が豊か過ぎる五人のトークを別視点ガイドの松澤さんと地理人さんが上手く導いてくれたおかげで、奇跡的に統一感のあるトークイベントになったのではないでしょうか?

自分がやっている事が何なのか、未だに自分でも分かっていないのですが、こうして皆様の前で自分の活動を客観的に紹介させて頂く事で整理出来たりします。またいつか、こういう機会があれば是非チャレンジしてみたいと思います。

会場の風景などを撮る余裕が全然なくて、文字だけのご報告になってしまいましたが、とにかく本当に楽しかったです!

あ、そうそう。実は片手袋分類図を二年ぶりに改訂して発表したのですが、このブログでもいずれ変更点を詳しく解説しますね。

あと補足ですが、「ヒトデすら片手袋に見えてしまう」という時期に、池袋の水族館にヒトデを観察しに行ったときの写真がこちら。

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なんと「カワテブクロ」というヒトデがいて、「カタテブクロ」と一文字しか違わなかったのには驚きましたね…。


P.S. トークの休憩中、こんなメモを渡してくださったお客様がいました。

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※トラックのガソリンタンクのキャップに軍手がよくかぶっているのでそれもおススメです。

ありがとございます!もちろん記録しておりますよ!

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これがトラックの走行中に落ちてしまうのも、道路の片手袋発生理由の一つでもありますね。詳しくは過去の記事をご参照くださいませ。

『高速道路の片手袋問題』

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