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2017年5月 9日 (火)

『ゴミとしての片手袋』

片手袋の発生理由ですが、「落としてしまった=放置型」「落ちていたものが拾われた=介入型」の二種類を主に考えてきました。

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あとは今のところ便宜上放置型の第三段階に組み入れてる、「実用系片手袋」があります。これは「何かの作業用として敢えて片方だけ使われている」という発生理由なので、実は放置型にも介入型にも当てはまらないと考えています。

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※これは鉄柱の養生が目的と思われる

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※これは魚をさばく際に使うと思われる

整理すると片手袋の発生理由は大きく分けて、

1.持ち主が落とした
2.落ちている片手袋を誰かが拾った
3.作業のためにわざと片方だけになっている

の三つが考えられます。でも、本当はもう一つあると思っているのです。

Photo

これはペンキだらけの重作業類片手袋。放置型です。この場所ではずっと道路工事をやっていたのですが、おそらく作業中に汚れてしまったのでしょう。

この片手袋が当てはまるかは別として、もう一つの可能性とは「いらなくなって捨てていった」というものです。

良くない事だし、落ちている手袋一つから人間の心理や行動の奥深さを読み解こうとする片手袋研究家としては悲しい事なのですが、「汚れたり破れたりして持ち主がその場に捨てていった片手袋」も存在している筈なのです。いわば「投棄型片手袋」とでも言いましょうか。

ただ投棄型片手袋は、形として放置型片手袋と殆ど同じなので、落ちている片手袋を見ただけではその違いが判別出来ません。なので分類図に加えることはまだ考えていませんが、可能性としては絶対にある筈です。

異常に汚かったりボロボロになってたりする作業用片手袋を見ると、物語の入り込む余地のない「ゴミとしての片手袋達」の存在を思い、心が痛みます。

しかし、片手袋研究家は「どんなものであれ、片方だけになっている手袋は全て考察の対象とする」のが役割。投棄型片手袋についても、引き続き考察を怠らないよう頑張ります。

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