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2016年9月

2016年9月29日 (木)

『写真展、トークイベント無事終了!』

谷中のひるねこBOOKSで二週間にわたり開催させて頂いた片手袋写真展が、昨日無事終了致しました。

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今回は谷中のひるねこBOOKSさんでの展示という事で、東京のいわゆる“谷根千エリア”で出会った片手袋達の写真をセレクト致しました。

本屋さんでの展示なので、偶然この展示に出くわす人も多いはず。なので今回は初めて写真に一言コメントを添えてみたりもしました。これまではイメージを限定してしまうので余計な言葉は入れず写真だけを展示していましたが、やってみるとこれが中々面白かったです。

二週間の展示期間中、なんとお日様が出たのは僅か二日ほど。実は僕、恐ろしいレベルの雨男なんですが、今回もその力を思う存分発揮してしまいましたね…。でもわざわざ片手袋目当てでいらして下さった方もいたそうで、本当に有難うございました。

そして9/19にはこれも初の試み、片手袋トークイベントも開催致しました。こちらも予想に反して沢山の方にご来場頂き、とても嬉しかったです。前から写真を沢山見てもらいながらリアルタイムで解説を加えてみたいと思っていたのですが、参加して下さった方は満足して下さったかな~?

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この日実際に話した内容は…

①片手袋研究11年史
②築地の片手袋の変化から見る、場所や時代の変遷
③町に溢れる無名の表現者たち

という濃厚な内容でございました。

特に②は、ある日築地で出会ったこの片手袋

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に強烈な違和感を感じた事から、その違和感の正体を探る過程で現在の豊洲移転問題の本質まで読み解く、という、実際に話を聞いていない人からすると全く意味不明な内容でした(いや、もしかしたら実際に聞いた人も?)。

自己満足かもしれませんが、トークイベントも中々盛り上がったと思うので、これからもお声を掛けて頂ければいつでも片手袋トークをしに伺いますので、是非宜しくお願い致します。

展示は終了いたしましたがひるねこBOOKSさんには、引き続き「これ一冊で片手袋の概要が把握できる小冊子、『片手袋研究入門』」を置かせて頂いております。

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無料ですのでお立ち寄りの際は是非お持ち帰り下さいませ。というか、ひるねこBOOKSさん自体がとても居心地の良い素敵な本屋さんなので、谷中にお立ち寄りの際は是非足を運んでみて下さい。

写真展、トークイベントにいらして頂いた皆様、本当に有難うございました!

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2016年9月22日 (木)

『トム・ハンクス騒動から、これまで収集してきた片手袋関連人物や関連作品をまとめてみました』

9/19(月)の朝。前日まで大賑わいだった、地元の祭りの片付けをしていた僕の携帯が鳴りました。以前お世話になったラジオ番組の放送作家の方です。

「石井さん。お久しぶりです。実はトム・ハンクスが…」

「ああ、片手袋の写真をアップしてますよね!」

「やっぱり知ってましたか!」

この電話の数日前。トム・ハンクスが映画のプロモーションで来日し、神田の老舗蕎麦屋で日本の由緒正しい酔っ払いサラリーマンと撮った写真がツイッターにアップされ話題になっていました。

それをきっかけにトム・ハンクスのツイッターを見た方は気付いたと思いますが、彼、しょっちゅう片手袋の写真をアップしてるんですよね。勿論、僕は相当前から気付いてチェックしていました。

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※こんな感じです

そんなこんなで、何とその日のうちにラジオで「トム・ハンクスと片手袋問題」についてコメントする事に!番組は文化放送の「吉田照美 飛べ!サルバドール」です。

しかし、この日は現在片手袋写真展を開催している谷中のひるねこBOOKSさんで、トークイベントを開催する日だったのです。トークイベントが終わったのが15:20位。そして大急ぎで家に帰って電話出演したのが15:40位。朝から祭りの片付けもしていたのですから、かなり慌ただしい祝日でしたよ…。(ちなみにトークイベントの模様は、また後日ご報告致します)

さて、ラジオで解説した「トム・ハンクスの片手袋写真の特徴」ですが…

①今のところ、殆どが放置型片手袋の写真(ごく稀に介入型もあるが、その場合も拾った人ではなく落とした人目線でコメントしている)。

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②いずれにせよ片手袋そのものというより、見ず知らずの落とし主に感情移入しているようだ。それは想像であれ実在であれ、全く別人になりきる事が出来る役者ならではの視線なのではないか?

という内容でした。トム・ハンクスは介入型が象徴するような“人間の温かみ”より、“放置型”が象徴する“もの悲しさ”に魅かれているのかもしれません。

それともう一つ重要な事。トム・ハンクスが片手袋をアップしている事に気付いた時も、僕は嬉しかったですが驚きは全然ありませんでした。

何故なら11年間の片手袋研究を通じて、「“片手袋に魅かれる”というのは、全然僕だけじゃなかったんだ!」という事を実感してきたからです。

今回はトム・ハンクスという超メジャーなハリウッド俳優が興味を示したので少々話題になりましたが、片手袋に魅かれた人、またその結果生まれた作品は国や時代を問わず沢山存在しています。というか、そういう事例を収集するのも片手袋研究家である僕の大事な役割なのです。

なので今回の事をきっかけに、このブログでも度々ご報告してきた片手袋関連人物、作品を表にまとめてみました。それがこちら。

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※Twitterにもアップしたのですが、そちらが不完全だったので早速訂正・追加を入れました。

勿論これは片手袋分類図同様、これから随時改訂を加えていく予定です。もし片手袋にまつわる何かを発見したら、僕に教えて頂ければ有難いです。

これだけ事例が集まってくると、「果たして片手袋は特殊な趣味なんだろうか?」という気になってきますよね。

それでもなお、僕だけしか出来ない役割があるとすれば、まさにこういう事を収集、アーカイブしたり、片手袋の分類図の精度を上げていったり、片手袋と時代や場所の関連性を調べ上げたり、つまり肩書である“片手袋研究家”としての部分なのかな?と思ってます。

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2016年9月13日 (火)

『片手袋トークイベント&写真展開催!』

以前から告知しておりました通り、9/19(月、祝)、13:30から谷中のひるねこBOOKSさんで片手袋トークイベントです!片手袋を通じて、町や時代の変化について語りたいと思いますが、我ながら面白くなると思います。

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まだ若干名入れますので、お時間のある方は是非いらして下さい(コメントなりメールなり頂ければ、予約取っておきますので)。

そして明日、9/14から9/28まで、片手袋写真展も同じくひるねこBOOKSさんで同時開催。今回は谷根千地域の片手袋に絞って展示してますので、こちらも是非よろしくお願い致します!
https://t.co/i3IoPLMVJT

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片手袋写真展&トークイベントの会場、ひるねこBOOKSさんは東京谷中に今年オープンしました。ご主人は児童書出版社で働いていらしたので絵本の品揃えは勿論、北欧関連や美術書も豊富です。ビールで小休止なんかも出来ちゃう素敵な本屋さんです!

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片手袋を置いといても、谷中界隈をお散歩のついでに、是非お立ち寄り下さい!

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2016年9月12日 (月)

映画『君の名は。』における片手袋的思想

今、大変な話題を呼んでいる映画『君の名は。』を見てきました。

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http://www.kiminona.com/index.html
(公式サイト)

本当に本当に、素晴らしい作品だったと思います。リアルタイムでこの作品に触れる高校生達が凄く羨ましいな、と思いました。

真っ直ぐな物語が、真っ直ぐに描かれ、真っ直ぐに届く。勿論、生きているのが嫌になってしまうような衝撃を与えてくる作品も大好物ですが、一方で非常に素晴らしいクオリティの真っ直ぐな作品が成立し受け入れられる状況が存在している事に喜びを感じました。

ところで、この映画が訴えてくる人間観に対して、「素晴らしいけど大人から見ると、青臭くて気恥ずかしい部分もあるな」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?“青春ファンタジー”という括りをされてしまうのかな?と。

しかし、片手袋研究を長年続けてきた僕から見ると、この映画が訴えかけてくるものはむしろ非常にリアルに感じられたのです。なので、今日はその辺りを少し書いてみたいと思います。

(以下、ネタバレを含みます)

『君の名は。』で重要な意味を持ってくるモチーフに、“組み紐”があります。主人公の三葉の家は代々続く神社ですが、そこには独特の風習が幾つも継承されており、その中の一つが組み紐です。

この丁寧に編み込まれていく組み紐が、たとえ見ず知らずの人とでも複雑に絡み合い形成されていく人間社会や歴史を象徴して、物語の重要な鍵となっていく訳です。

この「時空や場所を超えた人とでも交錯しているかもしれない我々の人生」という部分が、この映画における最大のファンタジー的要素だと思われるかもしれません。「んな都合の良い出会いがあるかい!」という風に。

でもこの考え方。僕が片手袋観察を続けてきた中で“リアルに”感じてきた事だし、ネットやメディアや作品を通じて伝えようとしてきた片手袋の魅力そのものなんですよね。

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私達は日々、大切にしている物さえ半分落として忘れて生きている訳ですが、

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しかしそれを拾い上げ目立つ場所に置いてあげる人もいる。

この時、落とした人と拾った人の人生は一瞬の交錯を見せるのですが、お互いがそれに気付く事はないかもしれない。

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そして僕はその一瞬の交錯を記録し続けている訳ですが、それは常に“交錯した瞬間”ではなく“かつて交錯があった”という証拠を記録しているのです。つまり、片手袋の向こうに、“過去、そこを通過した人々”を見ている訳で、時間の壁を越えて今はいない人を見る、という感覚は非常に理解出来るのです。

なので新海監督が『君の名は。』で描く、「人と人は出会わずして繋がっている。そしてその繋がりは、時空を超えた存在とも時には持てるものなのだ」というような感覚が、片手袋研究家の僕にはファンタジーではなくリアリズムとして受け止められたんですよね。

なによりここだけの話、実はまだ実現していない片手袋アート作品の構想がまさに「紐」を使用したものだったので、正直驚きましたよ。

少し特殊な感想になってしまいましたが、勿論片手袋視点なんて抜きにしても傑作である事は間違いないので、未見で気になっている方は今すぐ劇場へ急いでください!

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2016年9月 8日 (木)

『変化がある場所に片手袋あり』

築地場内市場移転が延期になりました。

この問題に関しては様々な意見があると思いますが、移転に向けて築地側も準備を進めてきたのは事実。毎週行くたびに、風景が少しづつ変わってきています。

例えば、少し前に書いた記事で紹介しましたが、十年以上前にこれを撮った場所が、

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こうなって、

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今はこうなっています。

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この築地場外に建設中のピンクの建物、まだオープンはしていないのですが、現在場内で営業している仲卸が複数入る施設になるそうです。

で、まだ営業していない建物なのに、

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何故か既に片手袋が落ちているんですから不思議です。

以前、新国立競技場問題で揺れていた時、「そうだ!逆に言えばあの土地に何もない状態を見られるのは今だけだ!」と思い、見に行ったことがあるんです。

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敷地をぐるっと一周してみたのですが、あの時も当たり前のように片手袋が落ちてましたね。

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東京は変わる。しかし、変化がある場所に片手袋あり。これだけは変わらない事実の様です。

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2016年9月 6日 (火)

『上手い下手の基準』

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「お!上手く撮れたぞ!」

撮った直後に嬉しくなった、築地のディスポーザル類片手袋。

しかし冷静に考えてみると、片手袋の写真に上手いも下手もあるんだろうか?僕自身、もうなんだかよく分からなくなってしまった。

でも、なんか手応えを感じる事があるのも事実なんだよな~。

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再来週に迫った片手袋トークイベント。いよいよ残席が僅か一席!ご予約はお早めに!

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詳細はこちらをご覧ください。

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