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2015年10月23日 (金)

『日経新聞を見て下さった方へ』

本日の日経新聞の記事をご覧頂き、いつもより多くの方が当「かたてブログ」を訪問して下さっているようです。こんな活動に少しでも興味を持って頂き、本当に有難うございます。

「片手袋研究家」などという謎が多すぎる肩書きを名乗っておりますので、ここで普段僕が行っている事を簡単にまとめてみたいと思います(そうしないと、たまに自分自身不安になってしまうので…)。片手袋研究家の活動は大きく四つに分けられます。

①撮影
屋外屋内問わず、まちで出会った片手袋を必ず撮影しています。なお、見付けた片手袋には触れない、片手袋をわざわざ探しに行く事はしない(偶然の出会いを大事にしている)という自分内ルールを設けています。現在までに四千枚程、片手袋写真を撮影してきました。

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※こんな不自然な片手袋も、僕が演出したのではなく元々この状態だったのです

②妄想・想像
一番分かりにくいと思うのがこれ。出会った片手袋を落とした人は誰なのか?どうして落としてしまったのか?または誰が落ちている片手袋を拾い上げたのか?といった事を想像してニヤニヤしている、という薄気味悪い趣味でございます。何か根拠がある訳でなく自由に空想を広げているので、どちらかというと文学的な態度で楽しんでいます。

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※一か所に二つの片手袋。仲良しの子供が二人揃って忘れていった姿が目に浮かぶようです

③分類・研究
沢山の片手袋と出会っていると、やがて落ちやすい場所や季節などに気付くようになります。こういった傾向や偏りをきちんと分類したり、時代の移り変わりと片手袋の変化の相関関係を考察したり、どちらかというと科学的態度で楽しんでいるのがこの活動です。十年間の研究の末、「片手袋分類図」を確立したのが最大の成果です。なおこの分類図は日々更新、変更を加えている未完成のものです。

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※最近の懸案事項だった「駐車場・コインパーキング系」を追加した、最新の分類図です

④普及
片手袋の魅力を発信するのも大事な活動の一つです。普段はこの「かたてブログ」や「片手袋大全」というホームページを通じて、日々の出会いや研究成果を発信しています。その他に今回の新聞記事やラジオやテレビ、また展覧会で片手袋写真を作品として昇華する事で、様々な角度から片手袋の魅力にスポットライトを当てています。何しろ片手袋には子供の頃から魅かれていますし、研究も十年続けてきたので、話したい事や表現したい事はまだまだ尽きる事がありません!

Photo
※神戸ビエンナーレ2013に作品を出品した事で、それまで個人的な趣味だった片手袋研究を普及していく、という新たなモードに突入しました

以上が片手袋研究の概要です。しかし、映画や本を見ても、仕事中も、まちを歩いている時も、常に片手袋研究に通じる事が無いか考えながら生きているので、もはや人生の大部分を片手袋研究に捧げていると言っても過言ではありません!

…と胸を張れば張る程、どんどん世間から隔絶されてしまうような恐怖感と戦いながら、日々片手袋と向き合っています。でも辞めたいと思った事は一度もないし、僕を突き動かす根底にあるものは、やはり「楽しい!」という衝動なんだと思います。

これから寒さも本格的に厳しくなり、片手袋の旬を迎えます。皆様も一冬に絶対一度は片手袋に出会う筈。そんな時はちょっとだけその片手袋の背後にある物語、そして僕の活動に思いを馳せて頂ければ嬉しいです。

これからもよろしくお願い致します。

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