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2015年5月

2015年5月31日 (日)

『ソーシャルデザインアワード出品作の解説』

明日、5/31(日)より『コニカミノルタソーシャルデザインアワード2015』が始まります。本日無事作品の搬入を済ませたので、取りあえず一安心です。

今回の作品は「強烈なビジュアルインパクト!」とかいう感じではなく、期間中皆様に協力して頂くその過程こそ重要になってくる作品です。なので今日は事前にビジュアルを公開すると共に、ご鑑賞の際の手引きを書かせて頂きます(勿論、作品にも分かりやすく説明は書いてありますが)。それって野暮かもしれませんが、今回のように様々な作品が一堂に会す場では、「ちゃんと伝えたい!」という気持ちが大事だと思いますので。

今回の僕の作品タイトルは『手から手』です。

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壁に貼られた20枚の片手袋写真と、机が一つ。シンプルな構成の『手から手』ですが、見るだけでなく是非とも皆様に参加して頂きたいのです。

①まず初めに壁に掛けられた片手袋写真をご覧下さい。

②好きな写真を選んで、片手袋を落とした人の、片手袋を拾った人の、通りすがりに片手袋を目撃した人の、あるいは片手袋自体の…。写真の背後にある物語を想像し、会った事もない誰かの人生に思いを馳せてみましょう。
(※例えばこんな感じです↓)

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③机の上の「片手袋想像ノート」に、あなたの想像した物語を綴って下さい。表現形態は散文でも詩でも俳句でも絵でも構いません。とにかく気軽に思いついた事何でも構いません。

④他の人が綴った物語も読んでみましょう。

⑤展覧会場から出た後、いつの日かあなたは町で実際に片手袋と出会う筈です。その時は心の中で上記の手順を繰り返してみて下さい。

『ソーシャルデザインアワード』は、“「社会をより良いものにするアート・デザイン・アイデア」を広く募集するコンペティション”です。

僕は本作に於いて、「より良い社会の具体例」を示すのではなく、「より良い社会とは何なのかを考えるきっかけ」を提供したいと思いました。その為に一番重要なのは、「自分以外の他者の立場になって考えてみること」ではないでしょうか?

「相手の気持ちになって考えてみなさい!」というフレーズは、正論でありながら使われ過ぎて実行力のない些か陳腐なものになっている気がします。その陳腐なフレーズにもう一度息を吹き込み、具体性を帯びさせる。片手袋にはこの難題をクリア出来る(しかも思わず笑ってしまうような軽やかさで!)力が備わっていると信じて、本作を制作しました。

今日、審査員の方から「社会とは二人が三人になった時生まれる」という趣旨の言葉を伺いました。片手袋を落とした人、拾った人、それを写真に撮る僕、その写真を見て物語を想像する人。この奇妙で不思議な連鎖の中に、社会の萌芽を感じ取って頂ければ幸いです。

勿論僕の作品以外もとても興味深いものばかりで、面白い展覧会だと思いますよ。『オーディエンス賞』があって、100円募金すればお気に入りの作品に投票出来る企画もあります。

ご来館お待ちしております!

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『コニカミノルタ ソーシャルデザインアワード』詳細
http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2015june/social_design_award/about.html

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2015年5月29日 (金)

『白線流し』

誰かが言った。

「“放置型横断歩道系片手袋”を誰にも迷惑をかけず、危険な目にもあわず、立ち止まる事もなく、自然な流れの中で撮影できるようになれば、一人前の片手袋研究家と言えるだろうね」。

「誰かが言った」って、そんなの俺しかいないわっ!

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2015年5月26日 (火)

『不都合な真実②』

いや~、先週の片手袋の聖地築地。片手袋大量ですわ!毎度の事ながら本当に感心しますね。

国道沿い、海岸、そして築地…。この季節でも放置型片手袋は大漁です!

こういう場所があるから、夏でも我々は何も考えなくて済みますね!

俺っち、カルピス飲み過ぎてもう眠いっす。アップすべき築地の片手袋は大漁にありますが、断腸の思いで今日は数枚だけにします!

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『不都合な真実①』

今日、片手袋の聖地築地に行ったのだが、なんと片手袋と一つも出会わなかったのである!こんな経験、覚えている限りでは初めてである。

溶ける北極の氷、干上がる湖、築地から消えた片手袋…。

これらの現象から我々が考えるべき事とは何か?

私は今、静かに考えている。本日は断腸の思いで写真のアップは無しである。

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2015年5月25日 (月)

『ソーシャルデザインアワード2015参加のお知らせ』

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いよいよ5/31(日)より、僕の参加するコンペティション『KONICA MINOLTAソーシャルデザインアワード2015』が開催されます。

本アワードは社会をより良くするために、クリエイターの力を活かすことができるのではないかとの考えから開催され、「アート部門」15点、「プロダクト部門」14点の入選作品が展示されます。僕はアート部門での参加です。

神戸ビエンナーレ2013以来、二年ぶりに片手袋を題材にした作品を制作しました。タイトルは『手から手』です。僕の作品は皆さんに参加して頂く事で完成するので、是非お時間ありましたらよろしくお願い致します。

ちなみに、僕以外の方の作品もどれも興味深く、単純に展覧会として面白いと思いますよ!

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『KONICA MINOLTAソーシャルデザインアワード2015』

会場:コニカミノルタプラザ
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)

会期:5/31~6/21

時間:10:30~19:00(最終日は15:00まで)

HP:http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2015june/social_design_award/index.html

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2015年5月23日 (土)

『One more time, One more chance』

今日は大事件がありました。

子供が生まれた時から大事にしていて、ずっと一緒だったぬいぐるみが失くなってしまったのです。子供にしてみたら兄弟が突然いなくなってしまったようなものですからね。気が狂ったように泣き叫んでました。

こんな時こそ父親の出番ですよ!ただでさえ「片手袋研究家」とか名乗ってる父親ですよ?家族で出掛けてても片手袋があれば一人だけいなくなってしまう父親ですよ?

威厳が保てないんですよ!視線が冷たいんですよ!

あのぬいぐるみさえ見付ける事が出来れば…。「お父さん凄い!」。その一言が聞きたくて、仕事が終わってから子供の辿った道を探してまわる事にしました。

夜中なので自転車のライトでくまなく道路を照らしながら、ゆっくりゆっくり探しました。完全に不審者ですが、植え込み、路肩、向かいのホーム、路地裏の窓、こんなとこにいるはずもないのに…。

その結果。

結局出会えたのはこの“放置型道路系”一枚だけでした。

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でも馬鹿にしちゃいけませんよ。これから冬が来るまで、片手袋研究を支えてくれるのはコイツらなんですからね。一枚でも出会えたんだから、有意義な夜の散歩でした!

皆さんも、どんなに暑くなってきてもいつ・どこで片手袋と遭遇するか分かりませんから、常に意識しておいて下さいね。

それじゃあ、今日はこれで!

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2015年5月22日 (金)

『片手袋・フロム・カナダ』

ちょっと衝撃の写真が友人の妹さんから送られてきました。

彼女はカナダに住んでいるそうですが、まちかどで撮った写真がこちら。

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高速道路か高架下か分かりませんが、大量の片手袋がぶら下げられています!なんじゃこりゃ!

キーワードは真ん中の横断幕にある筈。ところがフランス語なのでよく分かりません。書き出してみると、

“perdus oublies vos gants survivent dans l'indifference nous vaincrons #jesuistongant”

と読めます。ネットの翻訳にかけてもよく分からなかったのですが、友人の妹さん曰く、

「忘れられたあなた方の手袋は、無関心の中で生き延びてます!勝ったぞ!」

というような意味だそうです(より正確な意味が知りたいので、フランス語に堪能な方の情報求む!)。文末にハッシュタグのようなものが確認出来るのも気になり、「もしやカナダの片手袋愛好家に繋がる情報?」と思い検索してみましたが、いまいち分からなかったです。

友人曰く、「春になって大量に発見された片手袋をこうやって飾ったのではないか?」

との事。調べてみると友人の妹さんの住む都市は年間平均2メートルの積雪がある地帯。つまりこの片手袋達、“雪どけこんにちは系”の可能性大!そりゃあ手袋をする人がいれば片手袋も発生するし、降雪量が多い地域なら“雪どけこんにちは系”も発生するよね!

冬を越してしまい春先に出てきた片手袋だから、持ち主に帰る可能性も低いと判断してこんな作品に仕上げてしまったのでしょうか?

これ、偶然にもやっている事と見た目が、以前ご紹介した『てぶくろがいっぱい』 に凄く似ているんですよね。あちらは赤い片手袋限定でしたけども。

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一人なのか複数人なのかは分かりませんが、イタリアに続き片手袋を気にしている人達はやはり世界中にいるようです!

面白いのは、同じように片手袋を愛する者同士でも、僕が「片手袋には絶対に触らない」というルールを設けて活動しているのに対し、こうやって豪快に集めてきてしまう人もいるという事。共通点ばかりでなく、こういう違いについても語り合えたら楽しいだろうな~。

ああ、もし僕にあまりあるお金があったら、「G8」なのか「G20」なのかは分からないけど、絶対に片手袋世界サミットやりたい!もちろん“G”は“Glove”のG!

誰かスポンサード、プリーズ!

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2015年5月21日 (木)

『狼の不安を背負う』

先日放送された『ワケあり!レッドゾーン』。その中で片手袋探しに行った際の模様が流れていました。沢山の片手袋に出会えたロケでしたが、非常に面白いパターンで番組でも取り上げられていたけどちょっと伝わりづらいのがあったので、今日はそれについて説明したいと思います。

具体的にはこれです。

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分かりづらいですが右が片手袋、左が両手袋だったのです。実はこのパターン、たまに出会う事があるんです。

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これなんかもそうですね。左がゴム手袋類の両手袋、右が軽作業類の片手袋です。

これ、片手袋からしてみたら、すぐ隣に揃いで仲良くやってる両手袋がいる訳です。マッチ売りの少女が窓越しに楽しそうな家族の団欒を覗いているような、そんな寂しさを感じてしまいます。

放置型だけでなく、介入型にもこのパターンは存在します。

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拾われている分まだ放置型よりは寂しさが薄れますが、それでも可愛そうな感じは拭いきれませんよね?

ちょっと違うんですが、こんなパターンもあります。

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片手袋同士が必死に支えあっていたり、付かず離れずの関係で一緒にいたり。これなんかは片手袋になっても良い相棒が見付けられたようで、何故か寂しさはあまり感じられません。

冒頭の例も、

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「両手袋を羨んでいる」とも取れるし、「馴れ合いに背を向けて一人で生きていく事を決意した」という力強さにも取れるかもしれません。

「取れるかもしれません」って、一体私は何を言ってるんだか自分でも分かりませんが。

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2015年5月20日 (水)

『手袋流通センター』

片手袋研究を続けていると、思い込みや研究成果を覆される事の連続です。

元々落とし物だと思って接していたら、介入型の存在に気付いたり、その介入型は「日本人固有の優しさの象徴」だと思っていたら、イタリアの片手袋写真家から送られてきた写真には普通に介入型があったり。

でも新しい発見をした時と同じくらい、この覆される瞬間もゾクゾクするんですけどね。「片手袋、まだまだ奥が深いぞ」と気付かされるので。

そう意味で一昨日出会った片手袋も、また一つ僕の思い込みを覆してくる存在でした。コイツです。

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何だか分かります?アップの写真も。

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軍手に貼られたこのシールに注目して下さい。よくホームセンターなどで軍手が束で売ってますよね?あの状態のまま片手袋になったみたいなんです。

これはどういう事か?

放置型にせよ介入型にせよ、誰かしらの手に触れてから片手袋になる訳です。放置型は持ち主の手から離れて、介入型は拾い主の手に触れて。人の手を介して生まれる存在であるからこそ、片手袋の裏側には色んな物語が想像出来る訳です。

でも今回出会ったコイツは、まだ誰の手にも触れていないのに片手袋になってしまったんですね(勿論買った人が一瞬触った可能性はあるが)。つまり商品のまま落ちている訳ですから、これを見付けた時に何の物語性も感じられなかったんです。

でも考えてみれば商品としての軍手が輸送中に落ちたりする可能性は十分考えられる訳です。片手袋は必ずしも人間の物語を象徴している訳ではない、という事を教えられました(勿論、可能性としては凄く低いのですが)。

物語は浮かばなかったけど、出会った瞬間に物凄くゾクゾクした片手袋でした。

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2015年5月18日 (月)

『魅かれてるものが轢かれてる』

僕は片手袋に触れる事はしない。

目の前で軍手やゴム手袋が轢かれていく。

僕は助ける事が出来ない。

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2015年5月15日 (金)

『大切だと思うものは場所や人によって変わる』

落ちている片手袋を誰かが拾い上げて生まれる介入型。やはり季節は冬場、素材は毛糸や革の手袋である事が殆どです。

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「誰かが拾い上げる」という事は、そうさせてしまうくらいの“重み”が毛糸や革の手袋にある訳で。安価に替えの利く軍手やゴム手袋は普通拾われないですよね。

ところが「何が“重み”を持つか?」というのは、場所によって変わってくるようなのです。

毎度おなじみ、片手袋の聖地築地。河岸の男達が毎朝忙しく働き、東京の食を支えているこの場所では、毛糸や革の手袋よりも軍手やゴム手袋の方が“重み”を持つのです。

それが証拠に、築地では軍手やゴム手袋の介入型をよく見るんです。

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何しろ大事な商売道具ですからね。拾い上げた人もおそらく河岸の人でしょうから、その“重み”が分かるんでしょうね。

「大切なもの、重要なもの、重みを持つものは、場所や状況や人によって違う」。そんな事まで片手袋は教えてくれます。

P.S 今日の深夜、タモリ倶楽部の落楽マニア二週目が放送されます。先週に引き続き、僕も少し出演してますのでよろしくお願いします!

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2015年5月14日 (木)

『今日の深夜、ワケあり!レッドゾーン放送です』

今日の深夜26時39分より、日本テレビで『ワケあり!レッドゾーン』放送です。30分も片手袋研究だけを放送して貰えるので有難いです。

http://www.ytv.co.jp/wakeari/

何回も同じ事書いてますが、まさか片手袋研究が連続で取り上げられる事になるとは想定しておらず、タモリ倶楽部と重複する部分もあると思います。せっかく十年間で大量の写真を撮ってきたのだから、全て違う片手袋について話せば良かったんですが…。

あと一つ「ちゃんとしておけば良かった」と後悔してるのは、僕が今までに撮影した片手袋の枚数についてです。2013年に神戸ビエンナーレにプロフィールを提出する際、初めて今まで撮影した片手袋写真の枚数を確認してみました。ところがデータが散逸していてなかなか正確な枚数が分からず、取りあえず3,000枚以上撮っている事だけは確実でした。

あれからもう二回の冬が過ぎた訳ですから、写真の枚数は3,000枚から4,000枚の間、という所だと思います。メディアに取り上げて頂く事も徐々に増えているので、こういう所も正確に伝えないとまずいですね。

さて、『ワケあり!レッドゾーン』ならではの部分も当然沢山あります。中でも“片手袋の聖地、東京湾奥エリア”の調査ロケは最大の見所です。

タモリ倶楽部ではもう一つの聖地、築地の話をしました。築地は僕自身毎週通っているので自信を持っています。しかし東京湾奥エリアに関しては趣味の釣りで通る時だけの印象だったので、まだまだ調査が甘い部分がありました。

「自分から片手袋を探しに行く事はしない」というルールを設けているものですから、中々調査が深まることもなく。今回番組側から「片手袋探しのロケに行きましょう」というご提案があったので、湾奥エリアを選択したのですが内心ドキドキでした。

結果がどうなったかは、是非番組をご覧下さい!

最近告知ばかりになってしまってますが、築地を中心に相変わらず日々片手袋と出会っております。

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片手袋に興味がない人は“10年で3000枚以上”と聞くと「一日1枚ペースかよ!」と驚くと思いますが、築地なんて一日10枚とか普通ですからね。冬が終わってもまだまだ片手袋ライフを楽しんでますよ!

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2015年5月13日 (水)

『季節外れの男』

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先週出会った片手袋です。

もう五月だというのに、季節外れの子供用ミトン。こういうタイプの片手袋なので、冬と同じように介入型になってました。

片手袋研究家を名乗ってますが、やはりどんなに研究しても分からない事ってあります。これを落とした子供は、何故この時期に手袋をしていたんでしょう?

ファッション類介入型は冬限定のイメージが強いですが、少数ではありますが夏に出会う事もあります。

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昨年の例を調べてみますと、同じく子供用のミトンが介入型になっているこちら、7月4日に撮影していました。若干汚れが目立つので、冬の間に発生してずっとこのままだった可能性はありますが、暑くなり始めた時期にこんな片手袋を撮影するのは妙な気分でした。

どんなに追いかけても分からない事がある。それはもどかしいと同時に、一つの趣味をやめられなくなる理由でもある気がします。

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2015年5月11日 (月)

『Short Shorts』

いやぁ、タモリ倶楽部驚きました。

スタッフの方から事前に「今回の企画は二週連続なんですが、二週目の頭にも石井さんは出るのでチェックして下さい」と言われてはいました。でも当然、「前回のおさらい的に数秒間紹介されるんだな」と思うじゃないですか?でも予告を見る限り、割と今週も取りあげられるみたいですね。

あのですね、皆さん思ったと思いますが、「片手袋で週またぎかよ!」って誰よりも思ったのは他ならぬこの僕ですから。そして同時に、「我々はまだまだタモリ倶楽部を甘く見ていたようだ…」とも思いました。本当に昔から大好きな番組でしたけど、思い切りが良過ぎますよ!

タモリ倶楽部って、「ゆるい番組の代表格」みたいなイメージがありますけど、収録前には三時間近く片手袋についての話をしたり、細かいデータや用語の確認があったり、収録後も補足情報の確認など、こちらの活動意図を徹底的に反映してくれましたからね。ちょっと言い方は変ですけど、「スタッフの方達がゆるさを作り上げる為に一切の妥協をしていない」という印象を持ちました。

あらためて、こんなに攻めの姿勢を崩さない番組に出演させて頂いて光栄でした。

番組の感想を少し書くと、今まで全く気付いていなかったのも問題なんですが、片手袋の撮影指南をしている僕を客観的に見たら完全に盗撮魔でしたね…。「『愛のむきだし』かよ!」っていう。あれだったら一眼レフで撮った方がまだましかもしれないです。

あと、先週の内容を見た方はちょっと勘違いするかもしれない点を二つ書いておきますと、

①僕は“片方だけの軍手愛好家”ではなくて“片方だけの手袋愛好家”です。片方だけの手袋であれば、どんなタイプでも愛しています。

②片手袋は「落とし物」でもありますが、「拾われ物」でもあります。分類で言えば「放置型」と「介入型」二種類存在している、というのが重要なポイントです。

勿論、以上の二点は番組でも上手くまとめて下さっていたのですが、「落ちている軍手専門の愛好家」だと思った人もいたみたいなので。

今週の放送では恐らく軍手以外で拾われた片手袋の話題も出るかと思いますので、先週興味を持って頂いた方は是非ご覧下さいませ。収録時の思い出などもっと細かい話や感想はいずれ書くかもしれません。

それと今週木曜日の深夜は『ワケあり!レッドゾーン』の放送もあります。既に関西では先週放送されたみたいですが、面白かったみたいですよ!まさか同時期にテレビに出演するとは思っていなかったので、どうしてもタモリ倶楽部と重複する内容も出てくると思いますが、片手袋探しのロケもありますのでこちらもよろしくお願い致します。

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写真はタモリ倶楽部収録後に収録現場の最寄り駅で出会った“ファッション類放置型横断歩道系片手袋”。現実とは思えない夢のような時間を過ごした後に、フワフワした気持ちで歩いていた僕を優しく見守っていてくれました。 

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2015年5月 8日 (金)

『久し振りに展示をします!』

今年は片手袋研究を本格的に始めてからちょうど十年。出来る事は何でも取り組む事で、この記念すべき年を賑やかに祝いたいと考えております。

有難い事に2013年の神戸ビエンナーレ以降、究極的に地味な片手袋研究に興味を持って頂ける方が飛躍的に増えました。今年も今日のタモリ倶楽部を頂点に新聞やラジオやテレビで度々取り上げて頂いてますが、毎回嬉しい感想を届けて下さる方がいらして本当に感謝しております。

その中で、「そろそろアートとしても久し振りに何か出来ないかな?」と考えていたのですが、「KONICA MINOLTA ソーシャルデザインアワード 2015」というコンペに入選し、六月に行われる展覧会に参加出来る事になりました!会期は約二十日間くらいです。

このコンペは“ 「社会をより良いものにするアート・デザイン・アイデア」を広く募集するコンペティション”なのですが、その趣旨と片手袋がどう繋がってくるか、といった詳細はまた後日お知らせします。

ただ、今回は片手袋写真を展示するだけでなく、鑑賞者の方にも協力して頂く事で完成する作品になります。片手袋に興味がある、という皆様。是非是非いらして頂いて、参加してみて下さい。

場所は新宿のコニカミノルタプラザ、アート部門は15名が展示を行うので、勿論神戸の時ほど大掛かりな展示ではありません。凄く小規模です。でも考えてみれば東京では初めて片手袋作品を発表出来るのですから、頑張ります。

詳しい会期や時間、作品の紹介などはまた後日お知らせ致します。

http://www.konicaminolta.jp/plaza/social-design-award_2015/

(それにしても、元々は片手袋研究を書籍にまとめたくて色々と動き出したのに、相変わらずそこだけは何の御声も掛かりません…。面白い内容になると思うんだけどな~)

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2015年5月 7日 (木)

『テレビ出演のお知らせ』

テレビ出演に関して告知があります。

①5/8(金)放送の『タモリ倶楽部』に出演します!

いや~、遂に長年の夢が叶いました。片手袋研究は究極的には僕一人の楽しみで全然かまわないと思っていたのですが、それでも話を聞いて貰いたい人が二人だけいました。

一人は片手袋を研究として取り組む姿勢に多大な影響を受けた赤瀬川原平さん。もう一人は世の中にいるあらゆるマニアの心の支え、タモリさん。

でも本当に悲しい事に、赤瀬川さんは昨年亡くなってしまいました。その分さらにタモリさんへの思いは強くなっていったわけで。昨年、水道橋博士氏が編集長を務めるメルマガ、『メルマ旬報』に掲載して頂いた原稿はまさに、「片手袋研究がタモリさんに、タモリ倶楽部で届く日は来るのだろうか?」という内容だったわけです。感無量です。

実際の収録は一か月ほど前に行われました。タモリさんの真横で過ごした一時間程は、このさき何年経っても忘れる事はありません。

ただ、あまりに夢のような時間だったので、片手袋研究を面白く紹介する事が出来たかは全く覚えていないのですけれども…。

細かい事は僕も番組を見てみないと分からないのですが、お時間ある方、是非宜しくお願いします!

『タモリ倶楽部』(テレビ朝日)
2015年5月8日深夜、24:20~24:50
※関東圏以外では、何日か遅れて放送される地域もあるようです。
http://www.tv-asahi.co.jp/pr/contents/20150508_10262.html

②『ワケあり!レッドゾーン』に出演します!

こちらの番組でも、30分片手袋について取り上げて頂きました。

例えば“野球の外国人助っ人マニア”の方でしたら、野球の説明からする必要はありませんよね?でも僕の場合、まず「片手袋とは何か?」という事から説明しなければならないので、基本的にどの番組でもそこの部分は同じような内容になってしまいます(片手袋研究が広く世に知れ渡っていない、という私の責任でございます…)。

でも必ずどの番組でも紹介する片手袋写真に変化をつけたり、違いを出すように努力はしています。こちらの番組の最大の見どころは、何と言っても「片手袋探しのロケ」です。

ロケを行ったのは桜も散ってしまった頃。冬場と違って町のどこでも片手袋と出会える時期ではありませんでした。果たして僕は片手袋を見付ける事は出来たのか?結果は番組でお確かめ下さい!

なお、こちらの番組は関西圏と関東圏で放送日が一週間ずれるそうです。

『ワケあり!レッドゾーン』(讀賣テレビ、日本テレビ)
(関西)5/9(土)深夜、25:33~
(関東)5/14(木)深夜、26:29~
http://www.ytv.co.jp/wakeari/

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2015年5月 5日 (火)

『あなたのお名前なんてーの?』

先週出会った片手袋。

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いまだに冬っぽい介入型片手袋と出会えた喜びより先に、ある違和感が。これと似た片手袋、以前にも出会った事あるし、その時も同じ違和感が湧いてきたのだ。

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片手袋写真ファルダを探すと、すぐに見つかった。これだ。三年前に出会っていた。そしてこの写真を見てすぐ、違和感の正体が判明した。

「ネームプレートに書くべき内容はそっちじゃないでしょうが!」

皆さんには何の事か分からないと思うので、最初の画像をちょっといじってみた。

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本来通行人の方々にお知らせすべき内容はこちらの筈でしょう!この樹木を管理されている方には以降、気を付けて欲しいものだ。

…片手袋、それは修羅の道。

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2015年5月 4日 (月)

『2014-2015京都冬場の片手袋総括』

2014年末から2015年四月頃まで、本当に沢山の片手袋写真を投稿して頂きました。投稿して下さった皆様にお礼を申し上げます。

中でも回数が圧倒的に多かったのは、京都のAkira.Kさんでした。Akiraさんから送られてくる京都の片手袋写真は、やはりロケーションが素晴らしく(雪の京都の片手袋、なんてのもありましたね)、毎回楽しませて頂きました。

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桜も散り確実に冬が終わりを迎えた頃。Akiraさんに冬に出会った片手袋の総括をお願いしたのですが、先日お忙しい中リポートを送って下さいました。何故こんな事をお願いしたのかというと、東京の片手袋に比べて、ある種の偏りを感じたからです。

Akiraさんからのレポートは以下の通り。

“報告します。今シーズン最初の報告は2014年11月11日、最後は4月25日。この間43個で放置型39、介入型4です。

中には目の前で持ち主に戻ったもの、同じく目の前で放置型から介入型に変わったのがありました。圧倒的に放置型が多いです。

それに、明確な軍手は一つ、後は毛糸だのバイク用、作業用と思われるものが大半というのか99%です。これも特徴の一つでしょうか。

これで一区切りですがもちろん発見すればまた報告します。”

そうなんです。京都から送られてくる片手袋は、ファッション類が多かったんですね。そして東京では冬場のファッション類の半分くらいは介入型で見つかるのに、京都では何故か殆ど放置型だったのです。

勿論、これは京都の片手袋全般に当てはまる法則ではないのかもしれませんが、少なくともAkiraさんの生活圏ではそういう傾向が見られたのです。

ファッション類が多いというのは、やはり観光地である事が影響しているのでしょうか?そして放置型が多いというのも、観光客は先を急いでいる為、落ちている片手袋を拾い上げる暇がないからなのでしょうか?

東京の僕には仮説を立てて、来シーズンのAkiraさんからの投稿を待つしかありません。しかし東京以外の地域の片手袋を一冬定期的に見る事が出来たのは大変嬉しい事でありました。

これからの時期は中々片手袋に出会う事がないかもしれませんが(繰り返し言いますが、僕は冬以外でも定期的に出会ってます)、またお暇がありましたらAkiraさん、そして皆さん、写真お待ちしております!

本当に有難うございました。

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2015年5月 2日 (土)

『GW(グローヴ・ウィーク)』

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GWは例年仕事が忙しくて、出掛けたり散歩したりする暇がありません。

つまり、片手袋と出会う機会が極端に減ってしまう時期なんです。疲れるし片手袋とも出会えないし、僕にとってはゴールデンでも何でもないですよ…。

そんな中、たまに外出するとしっかり姿を現してくれるアイツらに感謝。数日前に出会ったこいつも、普段ならなんて事ない“軽作業類放置型道路系片手袋”ですけど、この時期は心にしみます。

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