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2014年10月

2014年10月31日 (金)

『18,000円』

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近所のバス停に置いてある椅子。広告が切れてて、見ようによっては座るのに18,000円掛かるようにも思える。何となく面白くていつも通り過ぎる時に横目で見てしまうのだが…

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今日通ったら、横に片手袋が落ちてた!しかもこの写真、久しぶりに面白い一枚が撮れたと思う。椅子メインで写して、片手袋はチラっとしか見せない。うん、上手くいった!

ちなみに逆サイドからも撮ってみたら…

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ビニール袋に入った靴下が椅子に括りつけられていました。もう何が何やら…。

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2014年10月29日 (水)

『都会のバス』

「ちょっと待って~!」

そう言いながらバスを追い掛ける男。バスに乗り遅れないように急ぐ人。周囲の人々はそんな日常の光景だと思ったに違いない。

しかしこの男。車道の路肩に転がる片手袋が、バスに轢かれて無残な形になる前に写真が撮りたくて走っていたのである。

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しかし健闘虚しく、片手袋は男の目の前でバスに轢かれてしまった。しかし、ゴム手袋であった為形状にそれ程の変化もなく、男はホッとしたのであった。

そして、何とこの男とは…。私の事だったのであるっ!

このブログでは、こんな見事な叙述トリックも使っていくから気を抜かないように。

…いや、たまには何か変化を付けないと最近地味な片手袋写真が多くて。

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2014年10月27日 (月)

『赤瀬川さん、ありがとうございました』

赤瀬川原平さんがお亡くなりになられました。ここ何年か、体調があまり良くないらしいという噂を聞いていたので心配しておりました。残念でなりません。

片手袋は幼少の頃から気になっていたのですが、赤瀬川さんの著作に出会い、遡って考現学などを知り、「そう言えば俺が昔から好きだった片手袋。あれも路上観察、考現学的アプローチで研究できるんじゃないか?」と思い、約十年前から本格的に始動したのです。

赤瀬川さんの何が凄かったか?その活動、影響は多岐に渡っている為、簡単には説明出来ません。しかしいつだって赤瀬川さんの「視点・視線」は我々にフレッシュな驚きを与えてくれました。

芸術、お金、資本主義、路上、老い…。我々が当たり前のように見て、触れている筈のものでも、赤瀬川さんの「視点・視線」を通過すると全く違う側面が浮き上がってくる。その「視点・視線」を共有する、という事は「世界の見方」が変わるという事ですから、「赤瀬川さんに人生を変えられた」と語る人が多いのは当然です。

僕は赤瀬川さんに関して後悔していることが二つあります。

一つは、大学の卒業論文。僕は『赤瀬川原平論~路上への視点~』というテーマで書いたのですが、たとえ駄目でも本人に取材の申し込みをしておけば良かった、という事。何しろ僕の大学は赤瀬川さんのニラハウスの目と鼻の先にあったのです。若くてそこまで踏み込めなかった、いや、若いからこそ無鉄砲にトライしてみるべきだった。とても後悔してます。

二つ目は、片手袋活動。当ブログなど緩やかに綴っていましたが、基本的には一生個人的な趣味でも良い、と思ってました。でも数年前に近しい人が急逝してしまった時に、「生きているうちに出来る事はやっておくべきだな」と思い、片手袋研究を何か形にしたい、と考えました。

そしてある程度研究成果もまとまってきた頃、冒頭にも書いた赤瀬川さんの体調の事を知ったのです。「片手袋研究を本にまとめて、是非見てもらいたい」。僕は具体的に出版が出来ないか動いてみました。しかし、やはり僕自身に何か実績がある訳でもなく、中々上手くいきません。「それなら何か実績となるようなことをやってみよう!」。実は神戸ビエンナーレに応募したきっかけはそんな所にあったのです。

幸い神戸ビエンナーレで展示が出来る事になり、その流れで以前では考えられないようなお話も幾つか頂きました。「そろそろ出版に向けてもう一度動いてみよう」。そんな矢先に赤瀬川さんは逝ってしまいました。

片手袋に限らず、世界の見方・面白がり方・表現の仕方、全てにおいて影響を与えてくれた人です。本当に本当に悲しいですが、赤瀬川さんがいなくなっても「視点・視線」が消える事はありません。この「視点・視線」でこれからも片手袋を、世界を楽しんでいこうと思います。

どれだけ思いが深くても、言葉にした瞬間にその思いは軽くなっていくような気がするのですが…。赤瀬川さん、本当に本当にありがとうございました。

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『全面自供!』:自伝的対談集。多岐に渡る赤瀬川さんの活動を一冊で把握できる本。

・『赤瀬川原平の芸術原論1960年代から現在まで』:名古屋以来、久しぶりの大型回顧展。すごく楽しみにしていたのですが、まさかこんなタイミングになるとは…。千葉市美術館にて。必見です。

・『尾辻克彦×赤瀬川原平-文学と美術の多面体-』:小説家としての顔、尾辻克彦も超重要。小説はどれもすごく面白いですよ。町田で尾辻克彦に迫る企画展開催中。

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2014年10月24日 (金)

『ブルーリボン賞』

ディスポーザル類”って大抵の場合、

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こんな感じでクシャクシャになっている事が多いです。まあ、素材が極薄なんだから当たり前ですけど。なのでたまに今日出会った…

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こういう(指こそへこんでいるものの)形がしっかりしたディスポーザル類に出会うと、妙に嬉しかったりします。

さて、東京は今週に入って一気に寒くなってきました。今日なんか早くもマフラー巻いてる人が結構いました。例年より片手袋の旬が早く来るかもしれないので、皆さん、気を抜かないで下さいよ!

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2014年10月23日 (木)

『片手袋の分類法(追加)~田んぼ系~』

長年の片手袋研究の成果として、僕は片手袋の分類法を確立出来た。

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しかし毎年新種の片手袋を発見するので、研究は一生継続していかなくてはならない。その意味でこの図は未完成だし、十分に実例が集まったものに関しては追加していくつもりである。

最近はmixiの片手袋コミュニティにて精力的に研究に参加して下さる方が増え、今まで僕が見た事もなかったような片手袋を投稿してくれている。北海道のみかりんさんが発見した、『雪どけこんにちは系』に関しては以前ご報告させて頂いた。

今回は、関東在住のうみがめさんが発見した新種について。

うみがめさんは以前田畑の多い地域に住んでいらして、田畑の周辺に片手袋が非常に多い事に気付いた。とにかくうみがめさんの投稿数は圧倒的で、新種と認定して分類図に加えるのに十分な数が集まった。我々はこの新種を『田んぼ系』と名付ける事にした。

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田んぼ系は田んぼの脇や、

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中に落ちている事もある。

農作業中に落ちるであろう事から、当然軍手類やゴム手袋類が多くなるが、

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それだけという訳でもない。

また、基本的には放置型であるが、

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このように田んぼの中や脇に立っている棒に挿さっている事もある。これらに関しては、“介入型棒系”に分類すべきなのか、何か農作業特有の役割があるのか(つまり“放置型作業系”)、未だに解明されていない。

いずれにせよ、田畑周辺に片手袋が多い事は確実である。

みかりんさんからご報告頂いた雪国特有の片手袋。そしてうみがめさんの田んぼ。僕一人で研究を続けていたのでは、絶対に気付く事が無かったであろう。もっともっと片手袋研究が多くの人に届けば、日本各地のご当地片手袋が発見されるのだろう。やはり研究を深化させると同時に、広めていく努力も続けていかなくては。

最新の片手袋事情を反映した片手袋分類図も、いずれ発表したいと思っています。

※今日の記事の写真は全て、うみがめさんより投稿して頂いたものです。

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2014年10月22日 (水)

『幸せの黄色い片手袋』

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昨日出会った“ゴム手袋類放置型横断歩道系片手袋”ですけど。

ゴム手袋類で黄色ってあんまり見た事ないような気がして、過去の写真を調べてみました。

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(代表的な緑)

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(数年前から流行ってる黒×オレンジ)

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(意外に見掛けない黒)

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(茶色もよく見ますね)

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(青は定番)

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(紫も凄く多いです)

う~ん、ざっと見た感じ、やはり黄色は初めてなのかな?でも出会った事あるような気もするし…。

やはり片手袋写真も三千枚を超えると、検索だけでも一苦労です。「黄色いゴム手袋問題」は、もう少し調べてみます。

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2014年10月20日 (月)

『UMA』

現在までに僕が「片手袋の聖地」として認識しているのは、築地東京湾奥の二箇所です。

どちらも僕が頻繁に通う場所だから片手袋が多い事に気付いた訳です。逆に言えば僕の行動範囲外で、片手袋の聖地と呼べるような場所がまだまだあるかもしれません(最近気付いた例では、各地の砂浜などがそうですね)。

さて、東京湾奥に関しては釣りが趣味なのでよく行ってます。そもそも「東京湾奥」という言い方自体、釣りの世界、特にスズキ釣りの用語です。

スズキ釣りは今の時期、秋が最盛期です。最近も何度か行きましたが、スズキと片手袋、大好きなターゲットを同時に狙えるんですから、至福の時間ですよ。

昨日も行ってきたので、収穫をご報告致します。

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真っ暗な倉庫街を煌々と照らすオレンジの街灯。東京湾奥御馴染の光景にポツンと取り残された片手袋。良い一枚です。

え?スズキ?そんなもんUMAの類でしょ?釣るなんて夢のまた夢。

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2014年10月16日 (木)

『マンネリズム』

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相も変わらず、築地の片手袋。

でも何百枚撮っても、未だに嬉しいのである。というか、これを楽しいと思えないようでは、片手袋を十年も追いかけられないのだろう。

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2014年10月14日 (火)

『山のフドウ』

ブラブラ歩いていますと、「おや?」。

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ちょっと分かりづらかったけど、やはり片手袋でした。

先月は片手袋研究始まって以来の絶不調。全然片手袋と出会う事が出来ませんでしたが、今月に入って徐々に持ち直してきました。さすがに介入型はまだですが、放置型は結構な頻度で出会ってます。

ただ先月も全然焦りはなかったんですよね。僕が出会わなくても、どこかに必ず片手袋が存在している事を確信しているので。

そういう意味で、片手袋研究十年目にして不動の境地を手に入れた感じです。

ちなみに“片手袋の不動の境地”って、自分でも書いていて全然意味が分かりません。

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2014年10月10日 (金)

『恋はあせらず』

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お、あれは!でもここは朝の忙しい築地。車やターレットに轢かれないよう気を付けながら近づいて…

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やっぱり片手袋だ!

皆さん、何事も距離の詰め方は慎重に!

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2014年10月 9日 (木)

『投稿頂きました⑲』

※片手袋投稿No.43

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【投稿者名】
babyjoseeさん

【発見日時】
2014/10/7

【発見場所】
大阪府寝屋川市

【発見した感想】
落ち葉と片手袋です。季節を感じます。

※管理人から一言
babyjoseeさん、いつもありがとうございます!落ち葉と片手袋。確かに季節感がありますね。僕もこんな一枚を撮った事があります。

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徐々に、しかし確実に、冬は近づいてきております。

※片手袋投稿No.44

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【投稿者名】
友人F君

【発見日時】
2014/10/9

【発見場所】
四谷三丁目

【発見した感想】
遅刻するかもしれないが、撮らざるを得ないという状況下での一枚です。よく見ると煙草が挟まってます。

※管理人から一言
遅刻するかもしれない。でも、そりゃあ撮らねばなりません。私も幾つもの修羅場をくぐり抜けてきました。いや、くぐり抜けてなかったかもしれません。でも、撮らねばなりません。

さて、F君のこの写真、よく見ると本当に片手袋の指の間にたばこが挟まってます。僕のコレクションの中では…

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指の間に鉛筆が挟まっていたこの例があります。でもこれは介入型の片手袋に、後から誰かがいたずら心で挟んだんだと思います。

しかしF君の今回の写真は放置型ですから、恐らくポイ捨てされた煙草の吸殻が偶然指に挟まったのでしょう。奇跡の一枚です。まさに「神の見えざる手袋」です。

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今回の投稿も興味深いものばかりでした。僕自身、九月のスランプを抜けて徐々に出会う回数が増えてきました。皆さん、最盛期はもうすぐですよ!

※投稿の際の手引はこちら

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2014年10月 8日 (水)

『問』

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Q.このような片手袋を撮る際、気を付けなければならない事を下の選択肢より選びなさい。

①車道に向けて手を伸ばし写真を撮る際、タクシーの運転手さんが勘違いして停車しないように気を付ける。

A.正解は①です。なお、眠くて選択肢が一つしか浮かばなかった事についてはゴチャゴチャ言わない事。

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2014年10月 7日 (火)

『終わりのないパズル』

以前、肘まである長い片手袋を見付けた時の記事で、

“肘まである長い手袋って、日焼け防止や農作業なんかに使うイメージがあるんですが。これは恐らく厚手の生地だし恐らくファッション用。こんな手袋もあるんですね~。”

と書きました。要するに肘まであるのに日焼け防止用ではない、という珍しい片手袋を見付けたんですね。

でも、「じゃあその“日焼け防止用の肘まである長い片手袋”を見付けた事があるのか?」と考えてみたんですが…。ちょっと記憶にないんですね。町でご婦人が付けているのはしょっちゅう見ますが、それの片手袋となると…。

ところが今日、出会ったんです!

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物凄く長かったので最初手袋だと思わなかったのですが、指の部分を見て気付きました。

「こんな片手袋も当然存在するだろうな?」と想像出来ても、実物と出会うのは中々難しいものです。

しかし長年研究を続けていると、徐々にそのような欠けているピースが埋まっていきます。しかしこのパズルの完成図は誰も知りません。ピースを埋めても埋めても、終わりは見えないのです。

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2014年10月 5日 (日)

メディアの中の片手袋『てぶくろがいっぱい』

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『てぶくろがいっぱい』

作者:スロボドキン・フローレンス、スロボドキン・ルイス
出版社:偕成社

本日ご紹介するのは、アメリカの絵本『てぶくろがいっぱい』です。平凡社の『この絵本が好き』の海外翻訳絵本部門の一位になった事もあるようなので、結構有名な絵本かもしれません。以下にちょっとあらすじを。

ネッドとドニーはふたごです。ある日、ドニーがてぶくろをひとつなくしてしまいました。そのことを知った近所の人たちがつぎつぎに、おちていたてぶくろをとどけてくれるようになりました。ふたごのうちには、てぶくろがいっぱいあつまりました。こんなにたくさん、どうしたらいいのでしょう。そのとき、ネッドがいいことを思いつきました….。

片手袋、片手袋の背後にある物語、片手袋を通じた人間の交流がテーマになっている、完全なる“片手袋絵本”です。

「おい!“片手袋絵本”なんてジャンルあるのかよ!」と言われてしまうかもしれませんが、実は当ブログで絵本を紹介するのは既に三冊目なのです。

まずは、そもそも僕の片手袋活動のルーツになっているウクライナの『てぶくろ』

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そして、“介入型落とし物系”達が主役となった 『カタッポ』

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そして今回ご紹介している『てぶくろがいっぱい』。どれも名作ですが、何故絵本の題材に片手袋がなりやすいのでしょうか?

作者側から考えてみると、片手袋は想像力を掻き立てられる存在なのでしょう。つまり、その背後にある物語を幾らでも広げていくことが可能なのだと思います。

そして絵本を読む側、つまり子供達にしてみても、「手袋を片方失くしてしまう」という物語は実感をもって読む事が出来る筈。だって、子供だったら一回は実際に経験してるでしょうからね。

でもそれって絵本に限らず、まさに僕が片手袋に魅かれる理由そのものなんです。だからこそ日々このブログを綴ったり、作品に昇華させたりしているのですから。

「片手袋は人の創作意欲を刺激する」。実はこのテーマでもう一つ別の発見があるのですが、それはまた別の機会に書いてみたいと思います。

話が若干それましたが、『てぶくろがいっぱい』。素晴らしい絵本ですよ!

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2014年10月 1日 (水)

『魔法使いの弟子』

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水を吸ってタプンタプンになった片手袋です。

何となく世界一有名なあのネズミの手を思わせるものがありました。

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