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2013年4月

2013年4月30日 (火)

『誰よりも君を愛す』

Img_2952家族から携帯メールが届きまして。

「片手袋がありました」という文章と共に写真が添付されてました。

僕のこの長年にわたる片手袋活動は、とにかく家族に煙たがられておりました。歩いてても急に僕が立ち止まって遅刻しちゃったり、通行人に白い目で見られるのが嫌だったんでしょう。

しかし、神戸ビエンナーレに入選した途端、こんなメールが届くんだからふざけてますよっ!

まあ、個人的な家族事情は別として、送られてきた画像を見た時、違和感がありました。やっぱり人によって撮り方が違うからか、僕の知ってる片手袋の姿じゃないような気がして。

まず何故か誰かの後頭部が写ってるし、肝心の片手袋が影に隠れてよく見えないし。ツツジという、季節感が感じられるものと写す心意気や良し、なんですが、片手袋の記録写真としてはイマイチですね~。

まあ、そんな事を口にしようもんなら再び僕の家庭内での立場が怪しくなってしまうので絶対に言いませんが。

たまに「手袋 片方」なんていうキーワードでネットの画像検索をするんですが、やっぱり皆撮り方が違うのが面白いです。

映画『耳をすませば』で、主人公の雫と聖司が“ムーン”と呼んでた野良猫が、違う所で全く違う名前で呼ばれてた、っていうエピソードを思い出しました。

Q.片手袋は僕だけのものじゃない…。でも、僕ほど片手袋を愛している人間が他にいるだろうか?

A.どうでも良い。

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2013年4月29日 (月)

『片手袋の分類法第三段階~ゴミ捨て場系~』

月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。

片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。

第一段階:“手袋の材質”によって分ける。

第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。

第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。

Photo今は表の一番下の段、最終第三段階を一つずつ紹介している。

 

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※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。

・○○類介入型ゴミ捨て場系片手袋

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このタイプの片手袋は拾った人の心の揺れが見えて涙してしまう。

片手袋を拾ったものの、急いでいてどこかに置いてあげる時間はない。しかし一度拾ってしまったものを再び路上に捨てるのも心が痛い。でも、恐らく落とした人が見付ける事はもうないし…。

そんな時フト辺りを見回すとすぐそばにゴミ箱やゴミ集積所が。路上に捨てるよりはせめてちゃんとゴミ箱に捨てた方が…。

仕方なくゴミ捨て場に置いていくのだが、“落とした人が気付いてやっぱり戻ってくる”という最後の可能性も考慮して、ちょっとゴミとは区別して置いてあげる…。

妄想だが、そんなストーリーがあったかもしれないゴミ捨て場周辺の片手袋。ゴミになりきらないような感じで置いてある様子を見る度、拾った人の優しさを感じるのである。

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2013年4月27日 (土)

『頓挫』

Img_2913この片手袋の角度。

本当の手だったら完全に捻挫ですからね。

それ以上でも、それ以下でもありませんよ、今日は。

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2013年4月26日 (金)

『人の噂』

Img_2816またです。自宅前に片手袋。

定期的に落ちてるんですよね。最初は怖かったんです。「なぜよりによってうちの前に…」って。

でも最近は慣れたもんですよ。朝配達される牛乳を箱から取り出すように、至極当たり前の行為のように、素早くカメラにおさめます。

一つだけ気を付けてるのは、ご近所さんに撮影しているのを見つかって変な噂が立たないようにする事ですね。

…俺が何をしたっていうんだよ!

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2013年4月25日 (木)

『ヘッセ』

Img_2915片手袋がいつだって堂々と我々の前に姿を現すと思ったら大間違いですよ!

こんなのだって見逃す訳にはいきませんよ!

あ、そうそう。一目で軍手と分かる白と黄色のこのカラーリング。神戸ビエンナーレの展示で活用させてもらいます。

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2013年4月24日 (水)

『神戸ビエンナーレへの道~その4~』

神戸ビエンナーレ2013、『アート・イン・コンテナ国際コンペティション』に入選してから四週間が経過しました。

この一週間の作業の進展をご報告致します。

まず、展示の土台、基礎を根本的に見直す事にしました。きっかけは4/13の淡路島付近を襲った大きな地震です。

「アートインコンテナ」は二カ月間に何十万人もの方が来場される催しです。まず何より安全性が求められると思います。

具体的には申し上げられませんが、これまでは強固な土台を作ることで安全面への対策をしようと思っていましたが、むしろ柳に風、と言うか、土台を作らない展示方法にする事にしました。

それと、展示に必要なものを取りあえず全て書きだしてます。東京から個人での参加となると、正直に言いましてかなりの資金不足に悩まされているのですが、お金を掛けないで調達出来るもの、逆にお金を掛けてでも品質を求めるべきもの、を判断してます。

あと大きな動きとして、展示に使う写真の選別を終えました。この八年間の片手袋生活で何枚ぐらい写真を撮ったのか数えた事もなかったのですが、「500枚くらいかな?」と何となく考えていたらとんでもなかったです!その何倍も写真があり、選別に苦労しましたよ。

しかし、既に写真をプリントして下さるニホンプリントさんにデータをお渡ししました。これで「パソコンが突然クラッシュしてデータが全部消えてしまい、展示が出来ない!」などという事態に見舞われる恐れはなくなりました!

前述の通り、かなりの資金難です。GWが終わったら色んな業者さんやメーカーさんを周ってみて、話を聞いて貰おうと思ってます。

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神戸ビエンナーレ2013 アートインコンテナ
2013.10.1~12.1
神戸メリケンパーク

『まちに咲く五本指』 石井公二
http://www.kobe-biennale.jp/compe/container/2013/20130404153114.html#001839

協賛・協力 株式会社ニホンプリント

※作品へ協賛、協力して頂ける団体、個人、随時募集中です!

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2013年4月23日 (火)

『見知らぬまちで』

Img_2902行動範囲が狭いもんで、普段歩かないようなまちに行くとキョロキョロしながら歩くんです。

勿論、片手袋を見付ける為に。

不思議なもんで、まちによって片手袋の落ち方に偏りが出てくる、というか、同じまちにばかりいると同じような片手袋とばかり出会うんですよね。

勿論それでも良いんですけど、たまには目新しさを求めてしまうのも自然な感情です。

それで、片手袋の不思議な所は、そうやって新しいまちでキョロキョロしてると必ずあるんですよね、また。

今日の片手袋も、車の修理の為に初めて訪れたまちで見付けました。交差点に落ちてるのは珍しくないですけど、こういう縁石(?)に乗せられてるのは僕のまちでは見ないタイプです。

片手袋、本当にちゃんと期待に応えてくれる奴です。

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2013年4月22日 (月)

『片手袋の分類法第三段階~フェンス系~』

月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。

片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。

第一段階:“手袋の材質”によって分ける。

第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。

第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。

Photo今は表の一番下の段、最終第三段階を一つずつ紹介している。

 

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※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。

・○○類介入型フェンス系片手袋

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金網やクーラーの室外機用の木製の柵など、各種フェンスにぶら下がった片手袋。

洗濯バサミなどを使って網の目に丁寧にぶら下げられていたり、雑に突っ込まれていたり。拾った人の性格が透けて見える。

フェンスにも色々あるが、金網や柵というものは大体が隙間から向こう側が見える。

向こう側とこちら側、その中間に設置されたフェンスにぶら下がる片手袋。

落とし物かただのゴミか。人のものなのか、もう誰のものでもないのか。片手袋という存在が持つ不確定性を視覚的に感じる事が出来るタイプの片手袋なのかもしれない。

P.S 全くの余談だが、1990年に広島市民球場に現れたあの“クモ男”は、手袋をしていたようだが、ネットに片手袋を挟んで忘れていった、なんて事はなかったのだろうか?

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2013年4月20日 (土)

『におうか!』

Img_2179この写真は、3/31の記事でご紹介したものです。

新お茶の水駅の階段を上りきった所にありました。

先日は書いてなかったんですが、実はこの向かい側に驚くべき光景が!

Img_2175はい!こちらにも片手袋!

あのね、仁王像じゃないんだから!なんで新お茶の水駅は片手袋に両側を護られてるんですかね?

“お茶の水”と言えば“手塚”、やっぱり手に関係あるんですかっ!

無理して何とかこじつけたんだから、せめて冷たい視線はやめなさいよ!

…取り乱しました。

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2013年4月19日 (金)

『話術』

Img_2766階段を上ってる時に発見!

段と段の隙間に落ちてました。

そういえば昔、厳島神社に行った時、お賽銭をしようとした友人がお金を落としてしまい、床板の隙間から海に落ちてしまったんですね!

…え~と、今日の片手袋に関係あるような思い出話を唐突に書き始めたんですけど、この後特に面白い展開とかなかったです!スマン!

アウフヴィーダーゼーン!

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2013年4月18日 (木)

『鯛のような…』

Img_2888一点の曇りもない、

“軍手類放置型堂々系片手袋”。

シンプル、だけど雑味がなく素材そのものが持つポテンシャルを最大限に楽しむ。

塩で食べる鯛の刺身のような片手袋。

※(ここまで読んで全く意味不明だ、というあなたへ)

…何度でも言おう。片手袋の世界は全て妄想で成り立っているのだ。

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2013年4月17日 (水)

『神戸ビエンナーレへの道~その3~』

神戸ビエンナーレ2013、『アート・イン・コンテナ国際コンペティション』に入選してから三週間が経過しました。

前回は今回の展示に臨む際の心構えみたいなものを書きましたが、今回はもう少し実務的な進展を書きます。

ゴールデンウィークが終わるまでは仕事が忙しくて、中々作業の進展は見込めないのですが、地元の建築家の方などに相談をして今回の展示プランを実現させる為にどのような方法が考えられるか、などを詰めています。

そして、今までで一番大きな進展が一つ。今回の僕の展示は写真を使ったものになるので、そもそも写真をプリントしてくれる会社を見付けなければ話になりません。

正直に言って、今回用意できる予算でそれを探すのは不可能に近かったのですが、昔からお付き合いさせて頂いている印刷会社さんが引き受けて下さる事になりました。

東京上野桜木の株式会社ニホンプリントさんです。

本当に古いお付き合いで、印刷は勿論、画像データの補正などの段階から親切にアドヴァイスをして頂いています。今回の神戸の展示も相当な負担を掛けてしまうと思うのですが、皆さんに喜んで頂ける写真を目指して一緒に進んでいきます!

作品の一番大事な要素である写真の目途がついた事で、少しだけホッとしました。しかし、まだまだ考えなければいけない事、お願いしなければならない事、動かなければならない事、山積みです。来週も何か進展を書けるよう、頑張ります。

あ、そうそう!神戸ビエンナーレの僕のページが出来てます。肩書きやプロフィール写真等、ツッコミどころ満載ですがご笑覧下さいませ!

(石井公二のページ) http://www.kobe-biennale.jp/compe/container/2013/20130404153114.html#001839

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神戸ビエンナーレ2013 アートインコンテナ
2013.10.1~12.1
神戸メリケンパーク

『まちに咲く五本指』 石井公二

協賛・協力 株式会社ニホンプリント

※作品へ協賛、協力して頂ける団体、個人、随時募集中です!

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2013年4月16日 (火)

『まだまだ』

Img_2890「片手袋の季節が終わりました」と、閉店セールを永遠繰り返している謎の雑貨屋のように何度も書いてますけど。

実は最近になっても結構面白い片手袋を頻繁に見付けてるんですよね…。

これなんか今日出会った片手袋ですけど、影が日時計のようで魅力的でした。シーズン中でもなかなか出会えないような逸品ですよ。

自分でも書いてる事ですけど、やっぱり例え夏でも片手袋は落ちてるんですよね。出会う機会が多いか少ないかの違いしかないので、今後も気を抜かず注意してまちを歩きたいと思います。

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2013年4月15日 (月)

『片手袋の分類法第三段階~棒系~』

月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。

片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。

第一段階:“手袋の材質”によって分ける。

第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。

第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。

Photo今は表の一番下の段、最終第三段階を一つずつ紹介している。

 

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※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。

・○○類介入型棒系片手袋

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各種棒に刺さった片手袋。

棒。人間の原始的な記憶を呼び覚ます存在。

棒は恐らく人間が最初に手にした道具。『2001年宇宙の旅』でも猿が手にした骨の棒が、やがて宇宙船にまで進化していく。

男は何歳になっても棒を見ると拾いたくなる。振り回したり、鉄柵に当ててカンカン鳴らしてみたり。立派に見える矍鑠とした老人だって恐らく同じだ。

そしてまた、人間は棒の先端に何かを付けてみたくもなる。『民衆を導く自由の女神』、硫黄島や月に立てられた国旗…。棒の先端に括りつけられた瞬間、ただの布切れは特別な意味をもつだろう。

もしあなたが拾い上げた片手袋のそばに棒が立っていたら…。片手袋が棒の先端に挿されるのはごく自然な流れなのだ。そして実際、そのような光景は良く目にする。

しかし一つ問題なのは、棒の先端が片手袋の何指に入るかによって、その片手袋がもつ意味合いが変わってきてしまう、という事だ。

特に上の一番左の写真のように、中指が立ってしまった場合、外国の方の気持ちを考えるとドキドキしてしまう。

万が一片手袋を拾って棒に挿す場合、気を付けたいものだ。

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2013年4月13日 (土)

『痕跡』

Img_2687この写真、“痕跡”だらけ。

そもそも片手袋が「通り過ぎた人の痕跡」だし。

地面には足跡や車のタイヤ跡も見えます。

私達は痕跡に囲まれ、そして痕跡を残している張本人でもあるんですね。

まちは、既にそこにいない人や物で溢れています。

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2013年4月12日 (金)

『スポット』

Img_2686_2まちじゅうに片手袋が落ちていて、しかも落ちている種類・場所・状況も様々だった冬。

片手袋百花繚乱だった季節が終わり、またいつものようにゴム手袋や軍手ばかりの季節になりました。

今日のこいつも、またいつものように築地で見付けたゴム片手袋です。

面白味がないように見えますが、今回の神戸ビエンナーレの作品では、こいつらにも重要な役割を担ってもらいます!

こいつらが冬以外、片手袋界の大抵の季節を支えてくれてるんですもんね。冬は終わりましたが、地道に撮り続けていきます。

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2013年4月10日 (水)

『神戸ビエンナーレへの道~その2~』

神戸ビエンナーレ「アート・イン・コンテナ」入選から約二週間経った。

この二週間で分かってきた事は、東京から地の利がない神戸での展示に参加するというのは、金銭的、スケジュール的、人員的にかなり厳しくなる、という事。

サポートしてくれる企業、団体、個人を早急に募りたいところだが、正直、ゴールデンウィークが終わる頃までは仕事が忙しくて動けない。

それでも地元の人脈を中心に、作品案を実現する為の手順ややるべき事の相談にのって貰っている。

さて、具体的な動きが取れない以上、アーティストとしての活動などした事ない僕がいきなり国際展に参加する上での心構えみたいなものを、日々考えている。

「今さら何を?」と思われるかもしれないが、まずそういった初歩的な事から真剣に考えておかないと、会期までの間にプランがぶれまくってしまいそうなのだ。

ここに、今回の作品に取り組む上での基本姿勢を記しておこう。

①「僕はアーティストじゃないんだから…」という卑屈な態度は今後取らない:選ばれた以上全力を尽くすべきだし、そういう態度は作品のクオリティを下げても良い、という甘さに直結する気がする。

②最初にやろうとした事に忠実に:過去の入選作の資料などを取り寄せて調べているが、流石にレベルが高い。しかし、他の人を意識し過ぎて、最初にやろうとした事(それによって入選した訳だ)を見失わないようにする。

③自分の中にないものを表現しようとしない:今までアートや映画や漫画や演芸など、様々な表現に影響を受けてきた。見る側としては陰と陽、どちらの表現も好きだ。しかし、僕個人が表現する側にまわる今回、ありもしない「心の闇」とか言いだして背伸びをしないようにする。

④テーマを具体的に表現する:今回の作品は抽象的でなく、具体的、つまり見た人が何をやろうとしているのか具体的に分かるものにしたい。それでいて解釈の余地は開かれているようなもの。まず何をやろうとしているのかはしっかりと受け止めて貰って、その上で様々な解釈を考えてもらえれば。

僕のこんな心の動きを公にしてしまうと、人によっては底の浅さを感じてしまうかもしれない。僕自身、片手袋がそうであるように、こっそりと何かを続けていくのが好きなタイプなのだ。

しかし、今回僕はある程度の所まで曝け出していこうと思っている。どうせ八年間続けてきた事の全てを作品に投入するのだから、何か隠すよりは思い切ってオープンにした方が面白くなる気がするのだ。

次回はもう少し具体的な作業の進展について書きたい。

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2013年4月 9日 (火)

『要注意』

Img_2828_4通り掛かった交差点で見付けた片手袋。

春の交通安全のテントの前にありました。

それにしても、片手袋の下にリュックもぶら下がってます。

皆さま、交差点では車は勿論、落とし物にも気を付けましょう!

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2013年4月 8日 (月)

『片手袋の分類法第三段階~掲示板系~』

月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。

片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。

第一段階:“手袋の材質”によって分ける。

第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。

第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。

Photo今は表の一番下の段、最終第三段階を一つずつ紹介している。

 

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※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。

・○○類介入型掲示板系片手袋

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駅や町内の掲示板に貼られた片手袋。目立つ、という意味においては一番かもしれない。

通常の介入型の片手袋より、拾ってあげた人は手間が掛かると思う。拾ってどこかに置くだけでなく、画鋲などで掲示板に留めてあげなければいけないのだから。

ところで、掲示板系片手袋のならではの楽しみがある。

掲示板自体の色、既に貼られていた掲示物、画鋲の配置、そして片手袋。これらの要素が掲示板内で醸し出すコンポジションを鑑賞するのだ。

それはさながら、モンドリアンの線と色、龍安寺の庭の石同士、そういったものの緊張感を味わう行為に似ている。(※片手袋の世界は全て思い込みによって成り立っています)

やはりわざわざ掲示板に貼ってあげるのだから、軍手やゴム手袋は今までに見た事がない。やはり少し値段が張りそうなファッション類が多い。

もう一つ重要なのは、“掲示板は意外に管理が厳しい”という事である。

まちの掲示板は雑多にプリントやポスターが貼られているように見えるが、全て自治体や町会から認可を受けたものだし、それをキチンと管理している人がいるのだ。

だから勝手に掲示物を貼ったりしても、一日経たずに剥がされてしまう事が殆どなのだ。

そのせいか掲示板系の片手袋は、“片手袋の持続時間(これは最近気付いた概念なのだが、詳しくはまた今度)”が非常に短く、見付けた翌日にはなくなってしまっている。

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2013年4月 6日 (土)

『意味の世界』

世の中は意味で溢れている。

意味のあるものしか利益を生み出さない。利益を上げなければ生活が出来ない。生活が出来なければ困るので無意味は排除する。

全てが意味で覆われた世界に生きて、ある日君は気付くだろう。何かとても疲れてしまっている自分に。

余白のない書道など、もはやただの真黒な半紙だ。

無意味を愛そう。無意味を味わおう。無意味を手に入れよう。

僕にとって片手袋は無意味なものかもしれない。全く利益とは無関係なのだから。だけど、だからこそ本当に大事な存在なんだ。お金じゃないんだ。

つい熱く語ってしまった。今日の写真の紹介に移ろう。

Img_2461

…ん?片手袋の上の方になんか五円玉みたいなのが写ってないか?おい、マジか?写真を撮った時は片手袋に意識がいってしまい、気が付かなかったよ!あ~、損した!五円儲けられるチャンスだったのによ!ふざけんなよ片手袋!

…もう一度言おう。お金じゃないんだよ、片手袋は。

【今日の課題】上記の文中、“余白のない書道など、もはやただの真黒な半紙だ。”という表現が出てくるが、適切な比喩と言えるかどうか、班ごとに話し合ってみよう!

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2013年4月 5日 (金)

『守護神』

Img_2802神戸ビエンナーレに向けて既に色々動き出してます。

基本的には写真を沢山使う展示なので、まずは何よりどこで印刷して頂くかを決定しなければなりません。

しかし、作品の構想や金銭問題など、解決すべき事が山積みで…。

いつもお世話になってる印刷屋さんに色々と相談に乗ってもらってるのですが、不安が日に日に増していきます。

しかし今日、印刷屋さんから暗い気持ちで出ると、目の前に片手袋が!

やっぱり、コイツは見守ってくれてるような気がしてきました。うん、大丈夫、僕はやれる気がします!

ありがとう、片手袋!

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2013年4月 4日 (木)

『椰子』

Img_2764♪名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 片手袋一つ

先日、千葉の海岸を歩いていたら見付けた片手袋です。

勿論、この海岸で誰かが落としたのかもしれませんが、片手袋を通じて人と人との見えない繋がりを夢想する僕としては、どこかの島から流れてきたんだと信じたいものです。

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2013年4月 3日 (水)

『神戸ビエンナーレへの道~その1~』

春が訪れ、桜が咲き誇り、そして散っていき、片手袋と毎日のように出会っていた季節は遠くになりつつある。

そんな中僕に舞い降りた「神戸ビエンナーレ アート・イン・コンテナ 国際コンペティション入選」の知らせ。当然片手袋をテーマにした展示になる。

僕の今までの人生で、テストや宿題や課題制作や書類提出など、期限が決められているものが余裕を持って終わった、という記憶は皆無だ。

神戸ビエンナーレは10/1から12/1まで、二カ月間開催される。作品は9月中旬から末頃までに完成させて設置しなければならない。

僕の性格上、早め早めに意識的に動いていかないと無事完成にこぎつけるのは厳しい気がする。

作品の完成まであと五カ月と少し。入選通知が来てから既に一週間経ってしまっている。

これからビエンナーレ終了まで、一週間に一回程、作品の進行状況をこのブログに記録していく事にする。ブログという開かれた場で誰かに見られている、と思えば僕もキチンと行動する気がするし、何より記録を残しておく事は、制作過程においても何年後かに振り返る時にも役に立つと思うからだ。

勿論、プライベートな話や資金繰りなど、全てを公にする訳にはいかないが、“アーティストとして初めて作品を展示する場が国際的な芸術祭になってしまった男”のドキュメントとして楽しんで頂ければ幸いである。

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2013年4月 1日 (月)

『片手袋の分類法第三段階~三角コーン系~』

月曜日恒例、片手袋の研究発表。現在は“片手袋の分類法”を突き詰めて考えている最中である。

片手袋の分類は三段階を経て行われる。三段階の手順は以下の通り。

第一段階:“手袋の材質”によって分ける。

第二段階:“片手袋がどのような過程を経てそこに存在しているのか?”によって分ける。

第三段階:“状況や場所による分類”をして完了。

Photo今は表の一番下の段、最終第三段階を一つずつ紹介している。

 

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※最終的な分類名は「○○類○○型○○系片手袋」となるが、第一段階の“○○類”は素材によって異なる為、“○○類”のまま表記する。

・○○類介入型三角コーン系片手袋

Img_2312 P3050140 2

工事現場などの立ち入り禁止エリアに立っている三角コーンも、片手袋多発ポイントである。

このタイプの特徴は何と言っても、三角コーンと片手袋の組み合わせが醸し出す間の抜けたおかしみ。片手袋が帽子に見える為、どこか陽気なお調子者を思わせる。

拾ってあげた人の優しさだけでなく、「これを見た人、笑うんじゃないかな?」的な、ちょっとしたいたずら心も垣間見えるのが楽しい。

ただ残念な事に、このタイプは持続時間が非常に短いのだ。

どういう事かと言うと、やはり三角コーンと言うのは何かの目印だったり注意を促したり、具体的な役割を持って置かれている為、このようないたずら心は見つかり次第すぐに排除されてしまう傾向にあるのだ。

その為、片手袋鑑賞者はこのタイプを見付けたら、一刻も早く撮影しておかないと後で後悔する事になるだろう。

よく見掛ける時期は通年、手袋のタイプも軍手類からファッション類まで幅広く観察出来る。

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