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2012年11月 5日 (月)

『片手袋の定義②』

~毎週月曜日は片手袋研究の発表の日!~

・三つの手袋

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上の写真を見て頂きたい。

深夜に東京湾で釣りをしていて見つけた片手袋だ。早速デジカメで「パシャリ」と写真を撮ったのだが、何かがおかしい。よくよく見てみると、写真を撮った軍手のすぐ横に、同じ柄(滑り止めが黄色いイボイボ)の軍手が落ちているではないか!
 

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「両方揃っている手袋が落ちているだけで、片手袋ではなかったか…」と落ち込んでいると、ふと視線を移した先にまたもや軍手を発見した。慌てて近寄ってみると、なんと先程の二つと同じ柄。

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僕はしばし考えた。同じ柄の軍手が三つある。この中の二つがセットなのだとしたら、余った一つは…、片手袋!

しかし、よく考えてみるとさらにもう一つの可能性が浮上してきた。それは「三つとも片手袋である」という可能性…。
 

この三つの手袋達に出会った時、僕は片手袋を定義する事の難しさに気付いてしまったのだ。だってこんなのもあるんですよ。

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手袋が五個落ちてたの…。

片手袋研究家としてはこのような状況も番外としておさえておくが、一般的な片手袋の魅力とは乖離しているように思われる(ほら、そこ、真面目な話してるんだから「“一般的な魅力”って何?」とか言うな!)。

そこで、前回の手袋と手袋の距離の問題と併せて考えてみると、片手袋は以下のように定義できるのではないか?

「まちのあらゆる場所で見掛ける、見渡す範囲では対をなすもう片方のない、且つ、出来れば一つだけポツンと落ちている片方だけの手袋」

…長々と書いてきて長々とした定義にたどり着いたけど、滅茶苦茶普通じゃん。

まあでもほら、例えば「焼き肉は美味しい」とか、分かりきった事実でも、遠回りして一つ一つの要因を検証してそれが何故美味しいのかを突き詰めていく姿勢って大事でしょ(泣きながら書いてる)?

次回の研究発表は「片手袋と季節」の問題。この研究発表、徐々に良くなっていく筈ですから。

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コメント

定義の附帯条項として、

「人間の、目線の低い、
 誠実な営みの痕跡を、
 その形状や形質に、
 一種の疲弊感として、
 とどめるものに限る」

という一文を加えることを、
是非、ご検討願いたい。

まあ、ツルンとした新品を、
片手袋にカウントするか否か、
という問題なのですが・・・。

くだらん、とお思いの場合は、
即、却下してください。

投稿: OM | 2012年11月 6日 (火) 18時58分

いえいえ、却下なんてとんでもない。

このブログでは中々突っ込んだ事を書くまでに至ってませんが、“痕跡”というキーワードは鋭いです!まさに僕は片手袋を人間の生活の営みの痕跡、と考えていますので。

月曜日の研究発表はこの先どんどん核心に迫っていきますが、とりあえず基本的な態度は「片方だけであれば全て片手袋とみなす」です。片手袋博愛主義です。

その上でおっしゃるようなツルンツルンの新品や、わざと片方だけになっているものなど、片手袋の魅力に欠けるようなものも例外として分類していきますので、今しばらくお待ちください。

投稿: 管理人 | 2012年11月 6日 (火) 20時45分

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